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buen cambio yokohama vs free bird mejirodai|アクサ ブレイブカップ決勝戦観戦ガイド

「アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー日本選手権」はいよいよ決勝ラウンド。昨年10月に開会した今大会には、21チームが参加しました。そのなかでも、予選ラウンドと準決勝ラウンドを勝ち進んだbuen cambio yokohamaとfree bird mejirodaiが、1月22日(土)の決勝戦で激突!

buen cambio yokohamaは2016年大会で準優勝。free bird mejirodaiは2019年大会で準優勝と、両チームとも日本選手権の決勝戦で悔しい思いを経験しています。どちらのチームが勝利しても、初の日本選手権優勝となる、日本ブラサカの新たな歴史が始まる一戦。ぜひYouTubeライブでご覧ください!

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準決勝ラウンドレビュー

buen cambio yokohama

ドリブル突破を試みる和田一文選手

準決勝ラウンド(堺)で行われたA-pfeile 広島 BFC戦では、試合開始2分で失点。相手の連携の取れたプレーに、前半はリズムを掴むことができませんでした。迎えた後半、流れを変えたのは和田一文選手の突破でした。ゴール前で相手選手に囲まれながらも、中央を強引に突破してゴール。この同点ゴールをきっかけに一気に流れに乗ると、3分後に齊藤悠希選手のゴールで逆転。

兵庫サムライスターズ戦で2ゴールを決めた齊藤悠希選手

続く、兵庫サムライスターズ戦ではエースの齊藤悠希選手が2ゴール。1点目は、相手ゴールキーパーをもドリブルで抜き去ってしまうスーパーゴールでした。3-2の打ち合いを制して、見事決勝進出を決めました。

チームは、本大会これまで4試合で10得点。全ての試合で複数得点を挙げている攻撃力を発揮しています。エースの齊藤悠希選手だけでなく、和田一文選手、中村駿介選手がゴールを決めており、どこからでも得点が取れることがチームの強みです。

4大会ぶりの決勝戦進出。チーム結成11年目で初の日本選手権優勝を目指す!

free bird mejirodai

相手選手を囲むfree bird mejirodaiの選手

準決勝ラウンド(平塚)では、強豪コルジャ仙台ブラインドサッカークラブを相手に、前半4分に鳥居健人選手が先制点を決めると、5分後には園部優月選手が追加点。その後も、相手のエース・佐藤翔選手がボールを持つと、2人以上で素速く囲い込んで封じ込めた。

4人で守備をするfree bird mejirodaiの選手

続くたまハッサーズ戦。黒田智成選手、田中章仁選手、日向賢選手といったパラリンピック出場メンバーを相手にも、陣形をコンパクトに保ちながら攻守両面で組織的なサッカーを披露しました。前半に鳥居健人選手が決めてからも、終始ゲームをコントロールして勝利しました。

チームは、本大会ここまで4試合で1失点。もともとチームの強みだった守備力だけでなく、攻撃力も大幅に向上。エースの鳥居選手だけでなく、園部優月選手、丹羽海斗選手、永盛楓人選手といった若手の成長が著しく、4人で攻めて4人で守るサッカーを体現します。

2大会連続の決勝戦進出。前回大会の決勝戦では、埼玉T.Wingsに逆転負けを喫し、とても悔しい思いをしたfree bird mejirodai。今回こそ悲願の日本選手権初優勝を目指す!

決勝戦の見どころ

4試合で10得点、全試合で複数得点を挙げているbuen cambio yokohamaの攻撃力。4試合で1失点、選手全員が連動するfree bird mejirodaiの守備力。

国内トップクラスの完成度を誇るfree bird mejirodaiの4人の組織をbuen cambio yokohamaが崩すカギは、フィジカルとなるかもしれません。buen cambio yokohamaには、フィジカルが強い選手が多く、狭い局面を強引に打開する力があります。

ブラインドサッカー日本一を決める一戦。どちらのチームが勝利しても、初の日本選手権優勝となります。日本ブラサカの新たな歴史が始まる一戦です!

ブラインドサッカーのルール

準決勝ラウンドの試合映像

A-pfeile広島BFC vs buen cambio yokohama

buen cambio yokohama vs 兵庫サムライスターズ

free bird mejirodai vs コルジャ仙台ブラインドサッカークラブ

たまハッサーズ vs free bird mejirodai

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