多賀城市のジャズ喫茶『パラゴニアン』!  最高の音質のJazzと珈琲 そしてワイン

宮城県多賀城市は東北の文化交流拠点として歴史のまち、多賀城と紹介される歴史のまちです。多賀城市の名前は、神亀元年、西暦724年に創建し、陸奥国府が置かれるなど、古代東北の政治・文化の中心として繁栄した「多賀城」に由来しています。その多賀城の名は、「賀(よろこ)び多き城」と読むことができるように、東北の安寧を願ってつくられた城と言われており、宮城県の県名の由来の一つと言われています。

「宮城のはじまり、東北のはじまり」ともいえるこの「多賀城」が、2024年(令和6年)に創建1300年という記念すべき年を迎えます。
多くの官人や文人の足跡からこの地はかつて東北最大のまちであり
都から、はるか遠くにあるあこがれの地として深く印象づけられていました。いま、多賀城のまちを歩けば、そこかしこにいにしえの人々のささやきが聞こえてきそうです。

そんな多賀城市に、新たなる【音】の巨人が現れた!と昨年末に旋風が吹きました。それが、パラゴニアン!
ジャズ喫茶『パラゴニアン』!正式な店名は
「Jazz Cover Art Gallery, Jazz Listening Cafe and Jazz Wine Bar PARAGONIAN」通称「PARAGONIAN(パラゴニアン)」 

令和5年1月28日(土)、この日、同じく多賀城で開催されている『オジャフェア』は昨年、復元が進む宮城県の多賀城跡で1日限定のレストランが開かれ、参加者は多賀城の古代米を使ったフレンチを味わいました。宮城県内フランス料理店のシェフ達やワイナリーの協力のもと、2022年11月に特別史跡にて開催された、1日限りのプレミアムレストラン。そこで生まれた多賀城市産古代米の新たな魅力を引き出す”多賀城オジャスタイル”を多賀城市内フェア参加飲食店にてご堪能できる機会があり、早速、多賀城の行ってまいりました。
BeauBourg(ボーヴル)
三陸の旬の味覚と共に味わうフレンチオジャ 丁寧な仕込みと吟味した食材がテーブルを彩る、人気ビストロ「ボーヴル」のエントリーメニュー。「三陸魚介のオジャ」は、フュメ・ド・ポワソンとトマトベースで古代米を煮込み、塩釜市場から仕入れる白身魚(魚種はその日の仕入れによる)と、鳴瀬の牡蠣、石巻のホタテを贅沢に盛り込んだ逸品。古代米のプチプチ感ともちもちした食感や、滋味溢れる甘味までもが楽しめる。添えられる古代米おこげのスープとのハーモニーを楽しく実食。今回の多賀城オジャ飲食店フェアでは、高橋秀一シェフがメインアンバサダーを務めている。
住所 宮城県多賀城市下馬2-1-15 1F
電話022-353-6970
営業時間17:30〜-23:00
定休日日曜日(月曜が祝日の場合は日曜営業、月曜休み)
ウェブサイトhttp://beaubourg.jp/ launch

オジャは流石のクオリティ。ワインも他のお料理も、長年フレンチで修行されたシェフの腕が冴え渡ります!

そして次に訪れたのが、
正式な店名は「Jazz Cover Art Gallery, Jazz Listening Cafe and Jazz Wine Bar PARAGONIAN」。通称は「PARAGONIAN(パラゴニアン)」

その【音】にこだわった館は、他に追随を許さない圧倒的なサウンドが出迎えてくれました。
JBL Paragon から奏でられるBill Evans (piano) トリオの演奏は、繊細な音たちはあくまで暖かく、枯れた樹木から解き放たれる老練な芳ししき香、いわば香木の香をまとわりつけ、全身が耳となった身にまとわり付くように染み渡るのだ。
レコードが代わり、You Don't Know What Love Isは John Coltrane Quartet / Ballads (ジョン・コルトレーン/バラード)の曲。
JBL Everest から絞り出された圧倒的なサウンドは
McIntosh MC2301,C1000 C/Tが2機を連結されて醸し出されるダイナミックレンジを難なくこなし、若々しさを纏いつつ、手を伸ばせば、そこにピアニストが居て、ドラミングのブラッシがそこで鳴っているが如く、圧倒されるライブ音源の再現性である。続いては、
「クレオパトラの夢」(Cleopatra's Dream)は、圧倒的なテクニックと超絶なタッチで魅了するジャズ・ピアニストのバド・パウエルの楽曲で、1959年にリリースされたスタジオ・アルバム『ザ・シーン・チェンジズ』に収録。バド・パウエルがそこにいるのではないかと錯覚させるほどに、JBL Everest から絞り出されたサウンドはMcIntosh MC2301,C1000 C/Tが2機からのアナログ信号を音に変え放出、63年前の収録を感じさせないエネルギーに満ちた音のシャワーを実感。しかし、一音一音が繊細かつ雄弁であることは変わりがない。
最後に、選んでいただいたのはマイルス・デイヴィス: Miles Davis。
JBL Paragonに切り替えられた古木思わせるパラゴンから奏でられるマイルス・デイヴィスのトランペットの音たちは郷愁を誘う滑らかで、しかし強い芯を感じさせる。

ジャズ喫茶『パラゴニアン』のオーナー菊池 洋さん曰く
世界各国の生産者との豊富な繋がりを活かして日本のインポーターとして活動は、酒販店、業務店などのクライアントの方々に商品開発・ポートフォリオ構築・販促プランの企画・作成などを積極的に提案・コンサルティングする企業として活動している、との事。企業名のグレープ・サウンズの使命は、”Sound” (健全)なワインを通じて日本のお客様にワインの楽しさ、喜び、そして幸せをお届けすること。20年以上の日本国内外のワイン業界での経験とネットワークを駆使し、パートナーの皆様と一緒に、日本のワインマーケットの発展に貢献したいと考えています。と言う。
このオーナー推薦のワインがまた素晴らしいい!
大きなワイングラスに注がれたワインは正に選び抜かれた一品揃い。食後の満腹さを忘れて、共に出されたアペリティフプレートのお料理もペロリとたいらげ仕舞うほどに充実した内容にさらに驚いた。
オープニングイベントは、片倉真由子さんのライブだったとか。これからもリアルなジャズライブも開催しつつ営業したいと、ジャズ喫茶『パラゴニアン』のオーナー菊池 洋さん言葉をまとめた。
外は最大寒気がもたらした雪とアイスバーン。しかして、多賀城の夜は熱いジャズとワイン、そして、えもいわれぬ音と木の空間は、ぽっこり空いた夢のトンネルの入り口の様に多賀城の夜の闇に煌々と灯りを灯していた。

ジャズ喫茶『パラゴニアン』                  
場所 〒985-0873宮城県多賀城市中央 1-12-42                     
営業日:木、金、土、日
営業時間11:00-15:00(ジャズ喫茶タイム),
    17:00-22:00(ジャズバータイム)
定休日:月、火、水
【sound】
Speakers : JBL Paragon,JBL Everest
Truntables:Hans Acoustics T-30,Sony PS-X9
Amp : McIntosh MC2301,C1000 C/T
CD Player : Esoteric K-03XD

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