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障害者の転職エージェントと公的支援機関

障害者の転職支援情報サービスというものに登録してみた。

サイトに公開されている求人情報を見て応募することもできるし、エージェントが非公開の求人の中から登録情報をもとに応募条件に合う企業を見つけてくれるというものだ。

一応、職歴や病歴等を入力して登録をした。
そして、公開されている求人の中から、なんとか働けそうかなと思うところに応募もしてみた。

エージェントサービスの方からは、さっそくぼくの経歴と希望に合うような取り扱い非公開求人を見つけられなかった。自分で公開求人から探して自由に応募してね、うちのエージェントは担当としてはつけられないけれどとのメールが送られてきた。
さすが!仕事が早い!
ちなみにぼくの希望は、職種はこだわらない、勤務地は県内で雇用形態もこだわらない。希望転職時期は3ヶ月以内というものだった。
これで、1件も該当する求人がないということは、おそらくぼくの経歴で跳ねられたということなんだろう。

公開されている求人では、10何社がヒットしたので、その中から雇用実績の中に精神障害が含まれている企業でなんとかできそうなところを見つけて応募したのだが、おそらく入力した経歴と病状だけで判断されるので、望みはかなり薄いだろう。というか、そもそもぼくの状況で次に進めるなんて思っちゃいない。
ぼくも、介護施設で管理者をしていたから、採用する側の見る所や判断基準はよく分かっている。
ぼくの情報だけ見れば、誰だって次のステップへ進めようなんて思わない。

いっそ、多少の経歴詐称でもしてみるか?
病状もほぼ寛解していると書いてみるか?

そうして運よく面接に進めたとしても、おそらく面接で全てバレるだろう。

転職エージェントにしても、実績が全ての世界なので、斡旋できる見込みが限りなくゼロに近いぼくに時間を割くなんて無駄な事はしない。

公的な支援機関も、大勢の要支援者を抱えているので、一人一人に手厚く支援なんてしていられない状況なのも分かっている。

上手い話しはどこにもない。

そろそろ諦めて、人生の終い支度でも始めますか。

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