勘違い系の「君のために…」
過去に交通事故の様に、このワタクシに惚れたと自己申告する奇特なオトコ達に遭遇した事がいくらかある。
「自分の事より君の幸せを優先したいから」
「君に尽くしてあげたいから」
*本来は英語で言われているので、日本語のニュアンス程臭くないのだが…自分で書いていて色々かゆくなってきた☠️
ワタクシにはパートナーがいて、「君がどれだけ素敵でも別れるつもりもなければ、君と友達以上の関係として付き合うことはない」と、あらかじめ、複数回に及んで、何度か線引きをしたのであるが、ワタクシのコンフォートゾーンに便所サンダルで踏み込もうとした稀有な輩達・・・。
ある男は、毎回プレゼント攻撃。
別の男は、毎月出会った記念に記念日のカード攻撃。
冒頭の太字の2つのセリフは、「あの、こんな事しなくて良いよ?」と言った際に言われた言葉である。
七面倒くさいにも程がある…
これらの男の「君のため」というのは、絶対にワタクシのためではないからである。
そして、当然の様に、そのうち言い始めるのである。
・・・例えば、、、
「僕がこれだけしてあげてるのに、何で君は何も返してくれないの?」
と。
でたーーーーーーーー!!
それ、絶対に「君のため」じゃないじゃん。見返りが欲しくて、自分のためにやってるだけじゃん。ワタクシいらないと言い続けたじゃん!!
となるのである。
ところが、タチの悪いことに、そこまで周りが見えなくなっているタイプの人は本気で
「君のためにやってあげてる」
と、信じ込んでいる。
ある男は言う。
I always want the happiness of the other person before my own happiness. That gives me trouble a lot of the time… I always get taken advantage of.
意訳:僕は自分の幸せの前にいつでも他の人の幸せを優先したいから。でもそのせいで問題が沢山起こるんだ。いつも利用されるから。
してねーーーーーーーーーー!!
そもそも頼んでねーーーーー!!
丁重にお断りしたーーーーー!!
という話をした直前に、同一の彼は、
I would do a lot of things for you like a card or something special each month. I liked that you appreciated them, but I was hurt that I wasn’t getting anything in return so I stopped.
意訳:君のためにもカードとか毎月特別な事をしてあげたよね。君が感謝してくるのは嬉しかったけど、でも何もお返ししてくれないから傷ついて止めた。
と、言い放つも…本人、この矛盾に全く気付かず・・・。
っていうか、好きでもない人からの愛のカードなど、ただの呪いのカードである。いらないというか、欲しくない☠
純情な彼の恋心を握りつぶす言い方をすれば、そもそもこの人はワタクシが嫌がる事を、自分がしたいからしていただけ。
10代であったら、甘酸っぱいで済む恋の暴走も
30代でやったら、酸っぱショッパ苦いストーカー行為である。
「あの人のために何かしてあげたい…」と考えたときは、本当に「その人のため」なのか、間接的に「自分のため」なのか…公平なジャッジを求めたいものである…。
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