毎日使える14の"お得な"心理学ハック

身体の様々な役割を司る他の臓器が日々正確に働いている中、人間の脳という器官は唯一の不完全部位と言われています。誤作動を多く起こし、錯覚や物忘れなどの不具合を巻き起こします。

そんな人間の脳の奇妙な特徴をよく理解しておくことで、今後の人生、ほぼ全ての場面において、アドバンテージを得ることができと思います。

実際に我々のマインドがどのように働いているかについて幾つかのシンプルな心理学を学ぶことによって、人生で必要な時に必要なものを手に入れたり、恋愛が上手くいったり、仕事がうまく行ったりと人生において様々な得が考えられます。また基礎的な心理学ハックを習得しておくことで、多くの人々、特に感情や直感で人生を通り抜けてきたタイプの人たちと比べて多くのアドバンテージを得ることができます。

1. オーラは『瞳』から醸し出すもの！

我々がよく仕事でタレントさんやアーティスト、また舞台上のキャラクターなどをアドバイザーとして演出する際に最も多く用いる心理学的技術があります。それが「インスタント・カリスマ」というものです。

そもそも生まれ持ってカリスマ性を醸し出している人間はいないという前提で、どうやったら見ている人たちがカリスマ性を感じとってくれるかという逆算的な理論立てをします。よくありがちなのが、衣装や発声の仕方、立ち振る舞いなどです。

しかしここで説明する「インスタント・カリスマ」とは、そう言った派手な服や独特な背格好などの外見的な“目立ち”が後付けしづらい一般社会でも、日常的に使える『カリスマ性の習慣付け』です。

Cell Press社が発行する科学雑誌『Neuron』の中に掲載されていた論文によると、通常の人よりも若干長くアイコンタクトを続けることで相手からみえるあなたの魅力度がUPするという研究結果があります。理論は頭の中にあってもいざ初めての方と対面した時などには、頭の中がいっぱいになって中々実践し辛いですよね。そこで、以下のことだけを『習慣付け』してみてください。人と対面する時は、それが初対面であれよく会う相手であれ、相手の目の色をじっくりチェックすること。じっくりと言っても数十秒以上覗き込む必要は全くないです。いつもより、2秒から5秒程度眺めるだけで相手の瞳孔の色は確認できると思います。この“目の色を伺う”という行為があなたの好感度を無意識のうちに向上させてくれるのです。