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心の過発酵とパン作り

息子がパンを焼いてくれました。
コイツもしかしたら
料理上手かもしれない...の巻

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二十四節気第8 小満の頃
5月20日〜6月4日

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テーマ: 麦と反抗期とパン作り 


末候: 麦秋至(むぎのときいたる)
    麦はお米より早く
    沖縄では5月〜
    北海道でも6月〜7月にかけて
    黄金色✨の実を収穫


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12歳でばいなら母ちゃん♪と
さっさと親離れしていきましたが


・授業中もシュートの練習してます。
・頭の中ウチナータイムです。
・お母さんヤバイ捕まった、、とか。


職員室のお隣にある
花鳥風月の『お花』の部屋に少しばかり
入ったりもーー、色々です。

滞在中、腹へったとしょっ中
台所をうろついては物色してるので
色々と触らせてみました


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中3 14歳。
反抗期真っ只ですのでコロナ中、2度程、
過発酵。


177㎝ 身体ばっかりでかくなって
何かあっては私がケガをしてしまう...。
よーしそうだ
ここは親子パン教室しよう...。



①: 一次発酵。
 膨らんでしまったのだから先ずはガス抜き。
 人差し指だけ突っ込んでガス抜き。
 私も怒りの発酵してしまわないよう
 気をつけて..気をつけて..苦笑
 先ずは緩める作業。

②: 軽くごねる。
 何がそんなに膨らんでしまったのか
 グルテンの緊張と緩和の関係性を見つめ
 ながら自分と向き合い軽くこねる。
 
 (バスケが出来ない、物理が訳わかんない
 外出たい、母ちゃんの風呂が長い、
 みんな入りたいのに後がつまる、なんやらかん      やら、、
 
③: 分割、形成。
 ひとつひとつ
 どんな形が良かったのか...
 どんな風に成りたいのか。
 どうして欲しいのか。
(風呂は最後に入ってくれ、たらたら、、
  

④ : ベンチタイム 二時発酵。
成りたい形になれる様
  膨らみ具合を良く良く『観察』して。

⑤クープを入れる。
 自ら切り込みを入れる!
成りたい形を後押し!

 オーブンに入った時
 内層も膨らみガスを上手に逃してくれ、
 上にも伸びそして
 広がりが大きくなるように〜♪
 

⑤焼成 熱い情熱を持って!釜伸び期待!!

⑥じっくり味わう。



味わい深い宗像堂のパンを頂く事が多く
横で口出しだけだったけど
自宅でパンを焼いたの10ウン年ぶりで、

息子の軽やかなパンは
なんだかちょっと薄めでしたが 
ほくっとしてなかなか美味しかったです。

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出会い→向き合い→行動→味わう→学ぶ】
セルフフィードバックの

人生サイクルの中

誰かや、何がの『間』でおこる事の
一体何が。ゆさぶられるのか。

理想と現実の差異から観る
その裏に隠れている 

『じゃあどうしたいの?』の
自分自身の
真の想いは何なのか?

共感理解が生まれると後は話せばわかるさ、、
人間だもの。


共感と理解。
コミュニケーションの中での
大事な要素です。


ガス抜きの際には
ただ抜かせる事、生地を叩いたり、こねたり、
引っ張ったりせず。。


んーーー分かっているけど
なかなか出来ないにんげんのわたし。。



次の帰省はお正月ですから
夏も学校のオーブンで
しっかり、じっくり、こんがり
美味しい焼き上がりを期待しつつ
でも期待もせず、
息子の成長を楽しみにしようと思う
小満末候、母心の心境です。

人生の料理家Saori

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