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不安『感』との付き合い方


毎月お料理教室のレシピと共に
季節のメッセージをお渡ししてます
レッスン風景と共に



小暑   
7月7日~7月21日


たった一発の凶弾に撃たれてしまった。


少しづつ明らかになっている現在
引き金に込められた想念に
母親との関係性が色濃く出ている事。


裕福な経済状況から家族の死
母親が宗教にのめり込んでいく事から
一転して
自己破産と生活苦へ陥入り


政治信条に対する恨みではないと
その許されない犯行の動機が


「家庭がめちゃくちゃになった」から。


安倍元首相の銃撃事件はあまりにも衝撃的で
普段テレビを見ない私でも
目の前に繰り広げられる光景に、



ただ


何がそこまで駆り立てられたのだろうと
動機を考えると共に
無事を祈るばかりの時間を過ごしました。

長芋のかき揚げ


原因論を今ここで紐解いて見ても
原因の原因は
どうしようもない事でしかないけれど



何か伝えていかないと
いけない事があるような気がして急遽。


季節のメッセージを変更しました。
「不安」との付き合い方について。


浮き輪のようですが花器の箸置きです



生きる為に真っ先に欲している
土台中の土台となっているとは何か?





それは、食べられる事
休むことができる場所がある事
それらの安全と安心の確保。


それは生命の存続を保つ為の
本能です。



安心とか、安定、安全、実は
これを確保する場所が「家」であるという点。



経済的要素と
密接に関わることでもあるけれど
一生安全を約束されている人など
誰もいなくて



未来や将来を思う時
漠然とした不安は誰もが持つ健全な心理




それは
【見えないものに不安を感じている】
ように出来ている


命を守るための生存本能です。


このおかげで私達人間は
危険を予測し準備をするということが
できるのです。



しかし、誰でも抱える健全な感情と言いつつも


《それに囚われることで》


《希望が持てなくなり》

《行動が取れなくなってしまう》


《不安感に沿った思考》から


《その不安思考に従った
行動の積み重ねを繰り返し》



《結果その通りの未来を通過してしまう事》を


ここでは
是非とも回避してもらえたらと思います。

長ひじきの涼感とろろ蕎麦


不安と正しく向き合う事。


それは、不安(感) という感情が

起こっているだけ、ということ。


不安感というのは
「そうなるかもしない」というものを
感じている心のこと 


その、感じて欲しい心が
実は「今」あるだけで



「今、そう感じているのだ」と
【自己認識】するだけで
実は人は安心(感)を得ることが
できるようになっています。


「現実の目の前のことに向き合っていく」
という事は


今この時間にできる事を
積み重ねていくだけしかなくて


不安感を持ったままなのか


不安感を手放した後の安心からの行動なのか


それは、真逆になるといってもいい位


【自己信頼】


or

【依存】


その分かれ道になっていきます。



今回犯人の母親が
宗教団体にのめり込んでいった事



自己破産をしてしまう程
家を売却しなければならない程



当時その根底にあったのは
日々の生活に対しての何かの不安が
発端になっているような気がして
依存体制に陥っていった流れを感じます

ジューシーな唐揚げと自家製香味スパイス


家庭にいる母親の影響は大きい

 他者に頼る事は大事な事
ただ、依存になれば
さらに恐怖が増していきます。



家庭が崩壊するほど
金銭的感覚がおかしくなってしまう程
そうしなければいられない環境に
流れていったけれど 

最初の安心というのは
自分で自分で作ることができるのだというこ



「感」という感覚があるだけのことに気がついて「考え事」「感じ事」を解ってしてください。

恐怖記憶が私達にとって有益に働くには
(自己理解)し自分がコントロールできる
領域を増やして

決して闇に呑まれるのではなく
主導権を自分で取り戻す
意識を少しづつ持っていけたらと思います。




目の前に起こった出来事を通して現れてくる


今、ここで崩れ落ちそうな現実に
それでも、ただ、そうなんだと。


何とかしなければと


なんとかなるとの行き来の中で


未来を信じたのにも関わらず

信じた事すらも手放さなければならない

どちらにもベクトルが働いて


「自分は人生に何を求めているのか?」

ではなく
「人生は自分に何を求めて来ているのか?』


それを問われる時がやってくる。

本気にならない時は


天からメッセージを送ってくるから


それでも自分が今

生きているということに


生かされているということに

何のの意味をつけていけるのかを


資本主義社会という名の下に
成り立っているこの社会の枠組みの中に
巨大なピラミッド構造があることも
知識の中に一つ入れて
そこに飲み込まれないように


まずは、自分自身の土台構築は

自分自身でできるのだということを

知ってもらえたらなと思っています。



カルピスクリーム

簡単なデザート🍨✨


そんな凄いものでなくていいと思うんですね
一緒に何かを作るっていう

お母さんが自分達の為に
おやつを作ってくれたって言う
母親との思い出

それは温かさを伴って
残り続ける事と思います

夏休みに思い出作りを
何か是非皆様も✨



沖縄家庭料理教室『喜織』

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