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10年後どうなっていたいかではなく、今この瞬間を全身全霊込めて生きる

2023年 明けましておめでとうございます

昨年1/10に北海道大樹町に移住と同時に地方のスタートアップに転職して、ちょうど1年が経とうとしています。

いきなりですが、日本の男性の平均寿命は81.5歳(2021年厚労省)とのことです。昨年40歳という年を終え、人生の約半分が過ぎて感じていることを少し書いてみようと思います。

人生の出来事を10年スパンで振り返ってみる

10歳

好きな教科は理科と体育。将来何になりたいかなんてあまりまともに考えたことすらなかったものの、飛行機が好きでよく父が海外出張から帰ってくる時は小牧空港(当時の名称。セントレアは姿すらまだなかった)まで行って飛行機が離着陸する様子をインスタントカメラで撮りまくっていたことをよく覚えています。

20歳

転勤族で成人式をどこで出るか決めかねたので、全く違う世界を見てみようと思い知人を頼りにアメリカはオハイオ・インディアナ・イリノイ州に旅行に行くことに。英語ができなさすぎて悔しい思いをしたものの、その副産物?として翌年大学を休学してカナダ・トロントに留学しました。また当時CNNのニュースでNASAがスクラムジェットエンジンの試験機X-43の試験飛行を行っているのを見て航空宇宙工学の分野に進もうと思ったのもちょうどこの時期でした。

30歳

当時会社の成長市場だったロシアにおいて、どっぷりと地場に根を張ってビジネスをしてみたいという思いからロシア・サンクトペテルブルへ留学。当時はロシアでM&Aを繰り返して事業会社がどんどん増えていってたので、ロシア語を話せるとそれなりに重宝され、実力というよりは棚ボタ的にすぐ駐在して会社経営に携われたのは相当ラッキーでした。

40歳

日本を元気にするにはどうすればいいか?製造業×地方×スタートアップの掛け合わせでそれが実現できると感じて今の会社に2022年に転職。航空宇宙工学の知見や商社時代で鍛えたビジネス英語が地方のベンチャー企業で活かせるとは思っていませんでしたが、会社の経営の観点でいうと登らなければならない山ははるかに高く、一筋縄ではいかないものだなと痛感しています。何といいましょうか、何か新しい付加価値を創り出すということはこういうことなのだと思います(伝わらなくてすみません)。良くも悪くもジタバタしない、ある種の鈍感力みたいなものは重要かなと思ってます 笑

2・3年後ぐらいはイメージできても10年後どうなってるかなんて全く分からない

さて次の10年後となる50歳は一体どうなっているでしょうか?

過去を振り返ってみるとその時その時で一生懸命というか、どちらかというと追い込まれて後がない、お尻に火がついた感じで、とにかく目の前のことに全力投球していたと思いますし、今もそれは変わりません。しかしながら、これまでの10年の変遷の通り、次の10年がどうなるか全く何てわかりません。ましてや自分の家系は短命なので、50歳の時は三途の川を渡ってるかもしれませんし 苦笑

スティーブ・ジョブスのコネクティングドッツではありませんが、全力で身につけたものは血となり肉となり、それがまた次の人生の選択の呼び水になると思っています。逆に全身全霊をかけずに中途半端に身につけたものはそれ相応のものにしかならないと思ってます。

したがって、とにかく全身全霊を掛けて何かに没頭する、そして今を楽しく生きる、これこそが全てかなと思います。人生一筋縄でいかないからこそオモシロイのだとつくづく思います。

2023年のはじまり

2022年は国内・海外の商談やイベントの登壇に加え、政府との交渉や資金調達にも奔走してきましたが、年の瀬に大型の資金調達のリリースで締めくくれたことは本当に良かったなと思います。改めて優秀なチームメンバーや周囲の方々あってこそであり、感謝以外の言葉が思いつきません。ホッとしたのも束の間、2023年も全力で突っ走りたいと思います!


▲ 2023年元旦|北海道大樹町初日出10kmランニング
マイナス6℃の凍てつく寒さに太陽の光の恩恵を感じずはいられません


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