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ラブソファに、ひとり
“なぜか、ふたりがけだけが、ラブソファなのだ。
ひとりにも、三人にも愛はつかないのに、ふたりなら自動的に愛になる。”
「だってさ、あんな若造りしたおじさんがさ、カッコつけたスーツとか着てさ、
愛だのセックスだの語ってるんだよ、女の人になってみたり、イケイケな若い人のフリとかしてさ。
そんなのが好きなわけ。」
以前、大人の病棟に居たとき、高校生の女の子に、石田衣良がすき、と言ったら、言われた台
魂のいちばんおいしいところ
“そうしてあなたは 自分でも気づかずに
あなたの魂のいちばんおいしいところを
私にくれた”
夜、眠りにつく前には、詩を読むことにしている。
たまに絵本だったり、エッセイや小説なこともあるけれど。
一篇二篇、ゆっくり読むと、
外に向けて張っていた気が、すっと緩んで、
からだの中が、じんわりあたたかくなって、
息がゆっくり出来るような感じがするのだ。
色んな詩人がいるけれど、
特に谷川俊太郎
マイ•ブルーベリー•ナイツ
“何がいけないの?”
“理由なんて何も。パイのせいじゃなく注文がない。選ばれないだけ。”
“マイ•ブルーベリー•ナイツ”という映画の中で、
何故かカフェでブルーベリーパイだけ殆ど手付かずで売れ残る、という話の中での台詞だ。
この映画を観た後、1週間はずっと、
ノラジョーンズの“The Story”を聴いていたと思う。
ウォンカーウァイという監督が好きだ。
内容はどれも、どこか残酷で、救