3月公開で気になる映画4選
▼ナイトメア・アリー
正直どんな話なのか全く知りません。分かっているのは主要キャストが有名な人ばかりだということと、監督がギレルモ・デル・トロであることだけです。あとは予告編全体を通して流れるウィレム・デフォーの怪しげな「紹介文」ですよね。最近デフォーの作品にハマっているのでそれだけで興奮してきます。笑
そしてこれ以上は調べるつもりもありません。何かよく分からないけど面白そうだから観てみようというノリだけで行きたいと思います。私が行った映画館でいつも予告編がかかっていました。つまり普段から私が観に行くような映画と方向性が似ているということでしょう。それだけで十分じゃないですか。
▼ベルファスト
これも全く内容を知りません。ただ、シェイクスピア俳優のケネス・ブラナーの「自伝的作品である」という謳い文句と、アカデミー賞多数ノミネートという触れ込みだけで事前情報は十分だと思います。
▼ガンパウダー・ミルクシェイク
米国では昨年7月にNetflixで配信済みのようです。予告編を見た限りでは「ザック・スナイダーに影響を受けた映像作家が作りましたぜ〜!」という匂いがプンプンしてきたので、たぶん私が好きなタイプの映画だと思います。
▼永遠の1分。
なんとなくふざけたタイトルだな、と思ったら、あらすじが「アメリカ人が3.11を題材にしたコメディ映画を作ろうと奮闘する話」となっていて、なんだそれ不謹慎で踏み込んでるなーとよく見たら、脚本のところに上田慎一郎の名前が。そうか。そういうことか。もうそれだけで半分以上つかめたような気がします。
監督の曽根剛は『カメラを止めるな!』の撮影監督をされていた方らしいです。道理で画面の質感が似ているわけですね。
本作はテーマがかなり攻めているし、いわゆる邦画のマーケティング的には王道ではない(つまり出演者の知名度で数字を稼ぐタイプの映画ではない)ので、あまり巨大なヒットになる可能性は低いかもしれませんが、仕上がった映像の綺麗さや広告にかけられていそうな費用から推測すると、東日本大震災を正面から扱う映画としては過去最大級の予算をかけた作品だと思われます(『シン・ゴジラ』や『君の名は。』などメタファーとして扱っているものを除く)ので、ひょっとしたらひょっとするかも、と密かに超大ヒット(社会現象クラスのバズり)を期待している作品です。
改めてタイトルを見ると『永遠のゼロ』や『君の名は。』のパロディみたいになっていて、これは何か伏線というかサインになっているんじゃないかなー。
と事前に書いておきます。(どこかの媒体に既に制作チームから情報開示してあったら超カッコ悪いけどw)
了。