記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

【REBEL MOON】ディレクターズカットの変更点(箇条書き)

#ネタバレ

▼パート1:

・136分から204分に増量(68分)
・多くのシーンで血飛沫を追加
・多くのシーンで人体破壊を追加
・多くのシーンが少しずつ長い
・多くのシーンで少しずつセリフが追加
・冒頭のジミーのモノローグを削除
・各惑星の地名を示すキャプションを削除
・冒頭にアイリスの過去エピソードを追加
・コラとデンが祝祭の夜にセックスする場面を追加(R15)
・コラが裸になることでエグい古傷が見える
・正体不明のセクシーなロボットが新登場
・アトレイエスの過去エピソードを追加
・ノーブルが宇宙生物とセックスする場面を追加
・ネメシスの街でブレードランナーみたいな飲食店
・蜘蛛女の腹を斬ったときに散らばる子グモを追加
・アイリスがサムと交流する場面を追加
・ジミーの人間観察エピソードを追加
・コラの宇宙船を見つけて修理するエピソードを2から1に移動
・ラストで村を狙うホークショウ(クリンゴン人)のシーンを追加
・宇宙船のワープの動力源と操作方法の描写を追加
・歯を集める文化風習を追加(ラストの伏線にもなる)
・カイの歯が金歯に差し替えられている
・ラストでノーブルの歯がかなりの本数折れている

ティザーイメージに居たこの女性エイリアンは娼婦だったことが明言された

3時間20分という長尺になっていますが、アイリスとジミーのエピソードが多くなったことで、物語にリズムが生まれてかえって観やすくなったと感じました。レーティングはR18指定まで上がったが、エロではなくてグロでそこまで行った印象ですね。

一度捕まって解放されたネメシスがホークショウを倒すところは、通常盤で胸のあたりを横に斬ってて、これは本当は生首ゴロンがやりたかったんだろうなーと思っていたのですが、予想通りでした。(笑)

脱線話:
コラの名前をアースレイアスと表記するのに違和感がある。原語ではArthelaisなのでアートレイエスが発音としては正確で、読みやすさのためにアトレイエスとするのが適切だと思う。ウォッチメンのRorschach(英語発音はロルシャック)を敢えてスイス語読みのロールシャッハと表記してるように読みやすさを重視すべきかと。あとアースだと日本語では地球(Earth)が浸透してるので、ヨーロッパらしい雰囲気を出すためにも敢えてアトレイエスにするべきだったと思う。まあ最近は北欧神話の雷神ことThorのこともトールと書かずにソーと書いてしまうのでthはタ行でなくサ行を当てるのが流行なのかなとは思うけど。

▼パート2:

・123分から173分に増加(50分)
・多くのシーンで血飛沫を追加
・多くのシーンで人体破壊を追加
・多くのシーンが少しずつ長い
・多くのシーンで少しずつセリフが追加
・冒頭のジミーのモノローグを削除
・コラとガンナーの熱いセックスシーンを追加
・戦士達の告白シーンをかなり前半に移動
・アイリスがサムと交流する場面を追加
・タラクの熟女趣味が発覚
・ジミーのホークショウ観察エピソードを追加
・デンもタペストリーを貰う
・コラが戦艦の動力部と会話する描写を追加
・ジミーが鹿のツノを武器にする描写を追加
・コラが『王の剣』で戦艦の操舵室を爆破に変更
・ライトセーバーの発光色の青を弱く変更
・村の少女が歌う場面を追加
・ラストにバルサリウスの皇帝即位の場面を追加

こちらはレーティングがR16でした。チャプター1の方が脳みそが破壊されるシーンが多くてグロがキツイ印象があったので、そういうことかもしれませんね。それかチャプター1の濡れ場ではコラが騎乗位で腰を振っていたのでそれが厳しく評価されたか、ヴェルトの酒場での娼館のセリフが直接的すぎてR18に引き上げられたのかなと思われます。

チャプター2の方が戦闘シーンが多いので血飛沫の増加量ははるかに大きいのですが、なんかもう水風船が破裂するみたいに毎回飛び散るので、それは少しやりすぎかなと思ってしまいました。(笑)

最後にコラがノーブルをライトセーバーで生首ゴロンする場面は通常版では「敢えて見せない構図」にして音だけで想像させる手法を取っていましたが、R指定版ではちゃんと見せてくれました。しかし生首ゴロンではなくて、頭の真ん中でスライスする形だったので、これは予想外でした。(笑)


▼まとめ:

総じての評価としては、チャプター1はR指定のディレクターズカットで大幅に良くなったと思います。

チャプター2では確かに映像から受ける快感は増えたのですが、通常版でのPG13で抑えた仕上がりにもこれはこれで芸術性を感じるのでトータルでは特に大きなプラスになったとは(とりあえず一度だけ観た限りでは)あまり感じなかったです。チャプター2はワンシチュエーションと言えばワンシチュエーションなのでテンポよく進む通常版の方が私の好みに近いのかもしれません。それでもディレクターズカットが公開されたのは嬉しいし、今後はこちらをよく観ることになるとは思いますけどね。決してマイナスではないです。👍

作品自体の感想は、過去に書いたものから基本的には変わらずです。

【レベルムーン PART TWO】深イイ感想

(了)

最後まで読んでいただきありがとうございます。ぜひ「読んだよ」の一言がわりにでもスキを押していってくださると嬉しいです!