働き方と売り込み方を考えようよ

こんにちは。
物心ついた時からずっと猫派だったのに、ワーケーションハウスで子犬ちゃんたちと触れ合って、やっぱり”子”は正義だなと心が揺れ動いているZAKIさんこと癒されたい願望丸出し男です。
#結論どっちも可愛い

さて。
今日は数日前のワーケーションを通じて感じた自分の弱点、『休むことが苦手』を解析していたら、「あれ?そもそも好きでたくさん働くことって悪いの?」と生じた疑問。これをもう少し掘り下げてみようかと。
#好きで残業する人もいるよね

●残業する理由

世の中が残業に対して厳しくなりましたね。徹夜とかしてると「まだそんな働き方してるの!?」と驚かれますが、正論すぎてぐうの音もでねえっす。

30代半ばに差し掛かろうとしている僕。
フリーランスでなんやかんや仕事が途切れずにいる僕。

現在の僕の状況だったら、正直に言うとシャカリキに働かなきゃ!とは思ってないです。
むしろYouTubeとかnoteとかテントサウナとかワーケーションハウスとか教育とか、今年中に手をつけたい&力を注ぎたいものが多すぎて、生活に困らないくらいで仕事量を減らしたいくらい。だって100%中の100%(フルパワー)で働くと、税金が高くなるんだもの。
#税金マジック
#戸愚呂弟化

▽まだ4つしか動画をあげていないYouTubeチャンネル

だけども社会人1年目、新しい環境にやっと身を置ける!と就活の終了に安心していた僕はどうだったかなぁ、と取引先の若い子たちを見てはボヤーっと思い返してみたりする。

僕の社会人デビューは、いわゆる世間一般的な1年目とは少し違っていて。

就職が決まったのは6月、入社した会社も小規模で、社長、経理の方を除くと実働は3人。直属の上司はまだ20代半ばで、専門学校が東京校と福岡校(だったかな?)という縁で面談して頂き、「馬が合いそう」という理由で僕を選んでくれたみたい。
#後日談で話してくれました
#僕も面接官側だったら同じ動機で選ぶ

社長が言う『少数精鋭』のメンバーに加入できたはいいものの、専門学校上がりの新米アシスタントデザイナーにできることはほとんどない。持参したポートフォリオなんて面接の間、一度も話題に出なかったもの。笑

果たして自分は何をしたら良いのか。
果たして自分に何が出来るのか。
果たして何を求められているのか。

当時は四六時中そんなことばっかり考えて考えて。
上司から言われたことばっかりやっていたって、結局は手伝いの領域を出ない。手伝いでは急激なレベルアップなんて望めない。

「じゃあどうすればいい?」

入社して3日くらいで自問自答するようになり、気付いたら過去の竣工図面を片っ端から見直してトレースばっかりしていた気がする。もちろん上司から言われた手伝いが途切れた間にね。
※竣工図面:家や店舗が完成した際にまとめた図面一式

当時の会社は残業代も無く、かといって残業しないと仕事が終わらないほどの物件量。今思い返しても、先輩方もよくあの量をこなしてたなぁ。
でもそれって先輩方が超人というわけじゃなく、ただただ深夜まで作業してただけ。時には朝まで。だけど嫌々というわけでもなく。

案件丸ごと任されたり、
クライアントから信頼されたり、
スケジュールがバチっとハマったり、
デザインが採用されたり。

残業代以外で時間外で働きたくなる理由っていっぱいあるんですよね。
僕は時間内の仕事が終わってから、過去物件の図面やらパースやら打ち合わせのスケッチやらをずーっと飽きもせず読み込んで。
先輩方の仕事終わりを待ち伏せして、みんなで飲みに行って。
その飲み会では取引先のデザイナーさんたちも合流して、今では嫌いな愚痴大会も開催されつつ、朝まで飲み明かして。

翌日二日酔いで会社に向かいながら、「まだ大学生みたいな生活しとるな」と反省しながらも、毎日が楽しく、仕事を嫌いにはならなかった。

自分の過去を振り返りつつ、さあ今、目の前で対峙している子たちはどうだろうか?

●自分とその周りを観察・分析しよう

新しい環境に慣れつつ、研修もひと段落し、ゴールデンウィークも過ぎた6月半ば。やっと配属先も決まり、これから「やったるでー!!」と意気込んで、直属の上司に「何をやりましょうか!?」と前のめりでアタックする。

するとその上司は、

「あー、とりあえずこの図面見ておいて。それが終わったらまた言って。」

さて、君たちはこの後どうする?

『見ておいて』っていう指示も如何なものかと思うけど、おそらく上司も同じような道を歩んで来たのだろう。だから指示を出す選択肢が少ない。
これは決して上司個人を攻めるべきではない。そういう経験をしていないのだから、過去に経験させてこなかった会社のシステムが悪い。

このことを話すと長くなるので、これはまた別の記事で特集することにします。
#個人のせいではなくシステムのせい

また話は戻って、曖昧な指示を出された時に君たちはどんな行動をとっているだろうか?

ほとんどの人が言われたことをそのままやる。
そりゃそうだよね。
だってそれ以外の指示が無いんだもの。

でも図面を見るだけの仕事って何?まだ図面の見方も分からないんだし、ただただボーッと見るだけで何の情報も得られないじゃない。

僕だったら、ただ見るだけじゃ何も生まれないから、トレースすることを志願するかな。だって仕事しに行ってるのに、暇なんて嫌じゃん。眠くなるだけだし。

上記のような指示を出す時って、上司も忙しくて、部下の仕事を見繕う時間を作れないから。そこまで分かっていれば、上司に対して「全然まともな仕事くれないんだよ」なんてイライラもしないし、上司としても、実務的な指示を出すときまで、指示通りにじっと待たれるよりも、部下の自発的な練習によるスキルアップは嬉しい誤算。

もちろん急な何か指示が飛んでくればそちらを優先しつつね。
#あくまで仕事中だということを忘れずに

今後、実際に仕事を頼もうとした時に、図面の描き方から教える手間が無いのは本当に嬉しい。図面の体裁とか、過去の図面見れば一発で分かるものなんだから。

外注の仕事でもそうだけど、言われた通りにやる、というのは大事。
クライアントが望んでいない仕事をして、それを請求したら迷惑この上ない。
だけど、痒いところに手が届く、プラスαを提供してくれる、阿吽の呼吸で意図を汲んでくれるなど、何か『この人に頼みたい』感を持っている人に仕事が集まり始めてる。
#信頼感とも似てる?

よく言われている、『今までは貨幣経済だったのが、インスタグラマーなどフォロワー数がブイブイいわせる評価経済が台頭し、みんなが発信する時代になってきたら、自分の言いたいことを言ってくれる人にお金と人が集まる信用経済に移行していて、これからはキャラ経済になっていくよね』という話。

▽上記を説明されている動画 新R25×西野亮廣さん

貨幣経済:お金持ちが強い
評価経済:フォロワー数やチャンネル登録者数の多い人が稼げる
信用経済:本当のことを言ってくれる人に人が集まる
キャラクター経済:ウソップのような一貫性のある人が強い

またまた脱線してしまいましたが、要は『信用を自ら取りに行け』ということ。
#あくまで僕の経験談

自分が位置する経済圏を知ることが大前提となるけど、会社に属していれば、ほとんどの上司はまだ貨幣経済圏。経営者の方では信用経済圏にいる方々も多いと思うが、近場の上司に自分を売り込むには、自分の労働対価(1時間あたりどのくらい図面が描けるかなど)が周りと比べていかにお得なのかを示すしかない。

正直、就業時間内に外部の研修や展示会に行くくらいなら、新人の方たちは図面をひたすら描かせてもらった方がいいと思ったりする。それくらい今、図面を描ける人って少ないんだよね。
#自分の得意分野を探してね

●フリーランスだろうと会社員だろうと求められることは似てるよ

結局はまだまだ貨幣経済+フォロワー経済(評価経済)の日本。仕事を増やしたり、社内での評価を上げるには、自らを売りに出す必殺技を身に付けなきゃ、ということですね。

時間内で学ぶことが難しければ、お金が出なかろうと残って図面描いてみればいいじゃない。学校ではお金も出ず、あんなに徹夜してたのに、会社員になったらできなくなった?

それは都合よく逃れてるだけじゃないかな?

もちろん個人でやるにも限界がある。だったら会社に掛け合ってみるのも手だよね。ソフトとか自分で買おうとしたら大金だもの。
勉強のために会社に残るのって悪なのかな?

会社で数年過ごしただけでスキルアップなんてできないよ。
自分で時間もスキルも確保しに行かなきゃね。

作図スキルを上げたい人は、個人レッスンもしてますのでお気軽に〜。
#宣伝は欠かさない

では、また!


この記事が参加している募集

#最近の学び

181,112件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?