【20230409トラブルまみれのおでかけと父の遺品カメラその1】事の始まり1:ツアーのこと
事の始まりはJFのツアーと父の遺品カメラである。
と、かなり意味不明な出だしで始まる今回の記事である。今回はたった1日の出来事だが長編になる予感しかしない。必要な説明と起こった出来事が多すぎるからである。今回はまず、事の始まりの1つである、ジェットフォイルを使ったツアーの説明をする。私たちは今回、この予約もしていないツアーにすっかり振り回されたのであった。
リンクがいつ消えるかわからないので本文でも一応説明するが、名鉄観光サービス株式会社千葉支店が企画した、高速ジェット(JF:ジェットフォイル)で千葉みなとから横浜まで往復して、横浜観光しようぜ、というツアーである。千葉支店が企画しているので起点は千葉、横浜の人が千葉までいって遊ぼうぜ、という構成にはなっていない。しかし重要なのはそこじゃない。
横浜にジェットフォイルが来る、ということだ。
何を言っているからわからない、という人は私の過去記事をお読みいただきたい。この記事の前半に、ジェットフォイルについての記載がある。
もう一度言う、大事なのは「横浜にジェットフォイルが来る」ということだ。今回のジェットフォイルは東海汽船の船なのだが(引用記事は佐渡汽船のジェットフォイルの話)、普段伊豆諸島の航路を担っている東海汽船の船で横浜に寄港するのは大型客船(貨客船)のみである。東海汽船はジェットフォイルを4隻所有しているが、一定の条件で久里浜に寄港することはあっても横浜に寄港することはない。つまり横浜の大さん橋やぷかりさん橋にジェットフォイルがやってくるという、レアな画が撮れるということなのだ。
私は船は撮るが、基本的に船は乗るのが好きなので、湧き上がるTwitterのタイムライン(以下TL)ほどには盛り上がっていなかった。この当時、当該の土曜は仕事の予定だったし、日曜の予定も読めなかった。つまり乗る予定がなかったのである。今にして思えば、日曜が空く可能性を考えて予約しておけば良かったのだ。何故なら結局私が乗ったことのないセブンアイランド友がこのツアーに抜擢されたからである。
それはさておき、3月に沸き立ったTLのことも、参加する予定のないツアーのこともすっかり忘れて、年度末年度頭の忙しい職場で働く私は、がっつり忙殺されていた。このツアーのことを思い出すのは4月8日、ツアー1回目の午前中のことであった。しかもTLで質問してようやく思い出す始末であったのだ。その頃には私のフォロワーさんたちが沢山横浜に集結していた。
事の始まりのその2はその中に居た一人のフォロワーさんに、以前私の父の遺品カメラについて、2月に相談していたことであった。
この話は次回に回そうと思う。そしてこの連載を読み進めていけば、何故この記事の冒頭画像が、今まで話に全く出てこない船の写真なのかもわかるはずである。
<第2話に続く>