Sui_Sei

東京在住。 都内の大学を出てから、出版広告業界で長女が小学校に入るまでワーキングマザー…

Sui_Sei

東京在住。 都内の大学を出てから、出版広告業界で長女が小学校に入るまでワーキングマザーとして勤務。 今は、歳の離れた姉妹のお母さん。 今とあの時の言葉、記憶、記録、写真、ココロをnoteに。

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「ねえ、noteってやってないの?」

「ねえ、noteってやってないの?」 久しぶりの青空が広がる公園で、さあ、今からお弁当を食べるぞ、というとき、突然に、友人から言われてどきりとした。だって、noteを登録したその日だったのだから。でも、自分で書くためにではなく、買いたい有料記事があって流れのついでで登録をしてしまったのに、どきりとしたのは多分、どこかで、機会があれば書いてみよう、と思っていたからだと思う。 15年くらい前にブログを書いていた。 もともと文章を書くのは苦手だったのに、感じたことを言葉にする

    • 「お互いに理解しようとする前提のない場所での言葉は、どんな意味を持つのだろうか」

      今日で水星逆行が終わる。 水星はメッセンジャーの星と言われていて、コミュニケーションとか情報、交通といった、誰かと誰か、何かと何かを繋ぐ役割をする。 その水星が逆行するときには、一般的にコミュニケーションのトラブル、例えば、自分はこう伝えたつもりだったのに相手は違う理解をしていた、とか曖昧な部分のかけ違いが多く生じたり、メールなどのやりとりでのミスが起きやすいし、大事な決め事も後からひっくり変えることも多い。また、交通も乱れやすかったりするので、水星逆行=物事がうまくいか

      • 「もう、お弁当にブロッコリーとミニトマトは入れないで」

        「もう、お弁当にブロッコリーとミニトマトは入れないで」 以前、ある方のエッセイか何かで見かけた、高校生の娘さんに言われたというこの言葉。 正しくはウインナーも入っていたかもしれないけれど、とにかく、お弁当を作る身としては、彩りやスペースを埋めるため毎日のように入れているブロッコリーやミニトマトを入れないで、だなんて。と、我が子に言われたわけではないのに、とても衝撃的に感じた。それは、そうだよなと理解できるごもっともなご意見、と言うよりも、薄々感じていたけれど、という確信犯

        • 「今日は七夕、母さんと出会った日です」

          朝一番に父からのメッセージが届く。 「今日は七夕、お母さんと出会った日です。良い子供達や、孫に恵まれて幸せです有り難う、皆様に感謝有り難う」 父と母が出会った日が、七夕だったなんて初耳だ。 そして、80歳を過ぎた父が、毎年七夕になるとそのことを思い出していたのかな、と思うとなぜか涙がでてきてしまった。 私が知っている二人の馴れ初めといえば、戦後、アメリカ軍を相手に麻布で骨董屋を始め財を成した祖父が、そのあと都内の別の場所で開いた骨董屋の隣に、靴屋を営む父の友人の家があ

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        「ねえ、noteってやってないの?」

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        • 「もう、お弁当にブロッコリーとミニトマトは入れないで」

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          「どうしてしたいことが全部できないの?」

          「どうしてしたいことが全部できないの?」 とはある日の次女の質問。 「ん?例えばどういうこと?」 「すごく素敵なおうちに住みたいと思っても、きたないおうちに住むこともあるでしょ?」 「ふむふむ、なるほどね。こうしたいなーとかこうなりたいなーって思うことは、目標とか夢っていうのね。でも、それを思っただけで、はいどうぞ!って魔法じゃないので叶わないでしょ。だから、人はそれを叶えるために「じゃあ、どうすればいいのか」っていうのを考えるの。わかる?」 「うん。」 「だから

          「どうしてしたいことが全部できないの?」

          「明日、私は、目隠しをされる」

          今年の誕生日、前日のこと。 眠る前に次女が 「明日、隠れん坊しようね。でね、ママはポンチョで目隠しして。」 という。 「え?ポンチョ?」 「えーっと、なんだっけ。なんでもいいから目隠しするからね。隠れん坊しなくてもいいから、とにかく、目隠しするから、いいよ、って言ったら取ってね。おやすみ!」 って。 きっと長女と何かサプライズを考えていて「ママには内緒だよ」と言われ、尚且つ、二人の間の作戦会議の中では、隠れん坊という口実で私にアイマスク(間違いなくポンチョじゃな

          「明日、私は、目隠しをされる」

          「お誕生日は好きなこといっぱいするんだよ」

          「お誕生日は好きなこといっぱいするんだよ」 今年の誕生日にLINEでお祝いメッセージをくれた友人とのやり取りの中で受け取った言葉。 そして、誕生日の日、私が沢山したことは写真を撮ることだった。 毎日100枚以上の写真を撮るけれど、その日は、子供たちが用意してくれた風船を二階から飛ばして写真を撮ったり、長女がケーキを切り分けてくれる様子や、それを眺める次女や主人の表情、サプライズの準備をどんな風にしたのか一生懸命説明しながらひらひらと舞う子供の指先、床に落ちたクラッカーの

          「お誕生日は好きなこといっぱいするんだよ」

          「毎週金曜日は学食でお昼をとることにしたから」

          「毎週金曜日は学食でお昼をとることにしたから」と長女。 友達とそんな約束をしたらしく、学食にはこんなメニューがあるとか、今は学食の中で食べられなくて教室で食べて返却するから面倒なんだけど、となんだかうれしそうに話してくれた。 毎朝6時20分に家を出る娘を送り出すには、お弁当は のおかずの仕上がりが5時で、お弁当を詰めつつ朝ごはんの支度を終えるのが5時半。いくら早起きの私でもフルスロットだと疲れてそうだと思い始めていたので、息切れしそうな金曜日にお休みをもらえたことは小さく

          「毎週金曜日は学食でお昼をとることにしたから」