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カラダの使い方について

「自己流でプレーすると
  悪いクセがついてしまうので
  教わりに来ました」

そのようにおっしゃるAさんの横で
気になるBさんが会話に参加されました

「中指から小指まで3本で持って
 ラケットを振るようにしています」

「う〜ん🤔 そうかなぁ?」
熟考してみることにしました

#気になるBさんのプレーについて

右側のスイングにて(フォア)
左腕をダランと下げて
カラダを回すようにスイングしていました
《まるで"でんでん太鼓"のように》

ボールにスピードを加えて
ラリーなさるタイプです

速いボールで打ち返したい
イメージをお持ちのようです

ストレス発散タイプ

[解説]Bさんのプレー
カラダを駒のように回す場合は
左肩が早く開くことによって
右腕が前に出ていきます

この際に、先に言われた
3本指に強くチカラを込めた場合に
小指から肘に向かって緊張が走ります
(テニス肘で痛くなる場所)

#ここで私のフォアを解説します

Bさんとは対照的に、グリップを
あまり強く握ることはありません
どちらかと言えば
手のひらとグリップの隙間に空間を作る
イメージを持っております
(ハムスター🐹を握り潰さない程度)

そのおかげもあって
私の手のひらには、マメがありません
どちらかと言えば柔らかいです

脱力系のスイングです

強振せずに、相手のボールの勢いを
利用して打ち返します
よって、相手と同じスピードで返球
または、より遅いペースに下げて
ラリーをするようにしています

スピード違反にならないように


左手のテンションが違います

Bさんのプレーは、末端にチカラを
入れるスイングのなので
逆に肘の負担や力みの影響が
首や背中まで表れているようでした

「背中から腰にかけて痛いです」

そのようにおっしゃられたので

「肩を下げて、両脇を開けるように
なさると腰の負担が軽くなりますよ」

そのようにアドバイスをしました
(理由は、両脇を開けることで
肘から先をリラックスさせる
ことが出来るからです)


程よく脇が開けておられます

カラダの使い方について

どこか一部にチカラを込めた
力感がある動きをした場合には
弊害としてカラダに痛みとして
返ってくると考えております

皆さんは、ペンを握る強さは
どのくらいでしょうか?

スラスラと書くには、程よい柔らかさが
あるから自由に動かせるのですね

ラケットも道具のひとつです
自由に動かす=自分の意志を伝える
そのためには、程よい柔らかさも
必要かと思います

スクールに通われるお客様は
ラケットに近い辺りに力感を持たれる
ようですが

私の考えは
肩周りを意識し自由に動かせるように
自重を使った
重心のバランス制御をなさると
タイミングだけにフォーカスして
打球出来るようになります

自重+左手も使ったフィニッシュ


打球に向かう際の左肩

左手や左腕、その先の左肩までの
イメージが大切です
やり方を先日レッスンでご紹介しましたが

Bさんは、自己流を守っておられました

あまりしつこく言っても良くないので
しばらく様子を見ることにしました

自己流を続けていくと、痛みとして
表れてしまうのですね

アドバイスを受け入れる
器の大きさも大切かと思います

難しいですね😅

再考してみることにします😊


使うべきは、右だけじゃないですね

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