情報商材の提供の仕方に見える人間性
中身は違っても、構造は同じコンテンツ販売者
情報商材販売の手口を知れば知るほど(分野・テーマに関わらずほぼ同じ手口)、その手管を使っているメルマガを見ると、一目でわかるようになった。
構造が全く同じだからだ。
おそらく、「こういう形で、この文字数で書いていく」という元ネタがあるのだろう。
また、読者を心底から尊敬していない、発信者の卑しい性根も見えるようになって、ムカムカしてくる。そして、やっている人たちはその自覚がない。
彼らは著しく自己客観視を欠いている。
自我肥大した者しかいない
読者に最低限の敬意を抱いていたら、以下はできないか、慎重になるはずだ。
・自分がどれだけすごいかの自慢
・たくさんの経験をしてきたアピール
例:世界中を旅してきた、神秘体験たくさんした、人がしていない経験をたくさんしてきた、一般人が会わない人に会ってきたなど
・自分が提供する商材の知識を実践したら、「収入が○倍に増えた」
彼らは成功に過剰にフォーカスする。しかも、その測り方は、収入の増加以外にない。
自信がないとか、自分軸に乏しい読者であれば、こうした内容を読むと、「すごい発信者>劣った自分」というマインドを刷り込まれる危険がある。
特に、この比較マインドの刷り込みは、商材を買わないまでも、発信者の言葉を鵜呑みにするマインドを作りかねない。
そして、発信者は、そこから巧妙に、商材購入へと誘導していく。
真の意図を堂々と示せない卑怯者
総じて、情報商材提供者は嘘吐きである。
なぜなら、ストレートに、堂々と、何の手管も使わず、「これをすれば、こうなります。どうですか」とお勧めできないからだ。
対面でこういう、自慢・もったいぶり・意図を隠した態度の人に接したら、「うさんくさい」と思うはずだ。
確かに、情報商材の中には、有用な知識・情報はある。
私の経験した範囲では、やり方と順番がしっかりしていれば、効果の出るものもある。
でも、それなら、もっと多くの人が手に取りやすいような形・料金設定にして、世界をもっとよくする方法があるはずなのに、それを提供者はしない。
無知を利用したオワコン商売
彼らの商材は、一定数の無知者がいるからこそ、成り立つものだ。
不足と無知に乗っかって搾取をする、支配者のやり口である。
天縄文理論のいう夜の時代にしか通じない。
天縄文理論については、以前の記事を参照されたい。
そして、既に、宇宙レベルで「昼の時代」にシフトしているので、こうした詐欺商法はオワコン(終了コンテンツ)であるのが決まっている。
「昼の時代」に、嘘・詐欺・ペテン・依存が存在する余地はないからだ。
無料情報を見るのはいいが・・・
情報商材発信者の
・無料動画を見る
・無料メルマガを見る
・その他無料コンテンツを見る
ここまではやっていい。
だが、その先は、やらない方がいい。
コンテンツ販売者の意図を見抜け
やるとしても、「最初に商品と金額を提示されたら、買うか?」と自問自答してほしい。
・なぜ彼らは、もったいぶった商品提示をするのか?
・なぜ彼らは思わせぶりな文章を書くのか?
・なぜ不安を煽る書き方なのか?
・なぜ理性ではなく、感情に訴えかけるのか?
・ランディングページの最後に値段提示をするのはなぜか?
これらを考えれば、彼らが読者を尊敬しておらず、自分にしか興味のないサイコパス的人間であるのがわかるだろう。
サイコパスの本性について学んで、備える
サイコパスについては、ゆたかさんもいくつか記事を書いておられるので、貼っておきます。
賢くなって、うまく距離を取る
結局、受け手が賢くなって、サイコパス・情報商材提供者との距離をうまく見定める以外に、被害を免れる方法はありません。
彼らのやり方は、オワコンです。
だから、彼らの無料情報の中で、有用なものを、見極めて、うまく利用すればいい。
ただ、深入りはしない。
彼らは、あなたの人間性ではなく、お金にしか興味がないのだから。
私自身、何度も引っかかってきた
私自身、何度も引っかかってきました。
でも、その度に、気づいて、学んできました。
そして、提供者の本性、どんなにいいことを言っていても、自分のことしか考えていない本音が見えるようになってきました。
やはり自分で痛い目に遭うのが一番、学びになります。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というオットー・ビスマルクの言葉があります。
『PSYCHO-PASS 第1期』で、宜野座伸元(ぎのざ のぶちか)が、同僚の常守朱に言ったことで知った人もいるかもしれません。
常に、経験から学ぶ愚者でありたいと思います。
( ´∀`)サポート本当にありがとうございます!!😭😭😭🥰🥰🥰 ( ・ ∀ ・)ご恩返しするためにも、今後も一生懸命頑張ります!!😊😊😊