『改訂版 大転換期の後 皇(オウ)の時代』の紹介
偶然知った一冊の本
友人がFacebookで小山内洋子氏の本を紹介していた。
友人が紹介していたのは、『いよいよはじまる、皇の時代 天縄文理論はどのように生まれたのか』(エムエム・ブックス刊)である。
出版社のサイトに、紹介ページがある。
これは、著者の3冊目の本である。
『天縄文理論 これから二五〇〇年続く 皇の時代』、『大転換期の後 皇の時代』(絶版に伴い改訂版が後に出版。それが今回紹介するもの)、『いよいよはじまる、皇の時代』の順番に刊行された。
こちらのサイトで、ざっくり紹介されている。
1冊目は高値がついていて入手できないのに加え、聞いた事のない理論のため、むずかしいという。
2冊目と3冊目がより実践的らしく、『改訂版 大転換期の後 皇の時代』を、早速手に取って読んでいる。
出版社のページ。
まだ読んでいる途中だが、何が起きているのか、人知で見通し難い状況を、少しでも見通しをつかんでもらいたいと思って、紹介することにした。
意識の拡大に混乱は必須
今、第二章を読んでいるのだが、相当に頭の柔軟な人でも、最初はなかなか受け入れがたいことが多々あるかもしれない。
例えば、「戦争はホタルがコントロールしているので、ホタルが消えると戦争はなくなります」(p,37)という一節を読んで、「何のこっちゃ???」と、頭の中に、ハテナマークがいくつも灯った。
だが、こういう混乱は、意識の変容にはむしろ必要なものである。
白川神道の学びで教わったことを、補助線として、書いておこう。
わからないままに、自分の中で漂わせる
その講座では、「わからないものを無理してわかろうとするのではなく、与えられた情報を、自分の情報空間に漂わせていてください。漂わせておき、時々、教わった言葉を読み返したり、思い返したりしている内に、ある時、いくつもの点と点がつながることが起きます。大事なのは、無理やり点をつなげようとせず、与えられた情報を受け取り、待つことです」と教わりました。
だから、今迄聞いたこともないような概念や話を聞いた時は、オープンマインド・オープンハートになると共に、無理してわかろうとしないことである。
本書を読まれる皆様の頭の中には、当分、様々な疑問・混乱が渦巻くだろうが、それは必要な過程と思い、ゆっくり味わうことをお勧めする。
『改訂版 大転換期の後 皇の時代』の概要
さて、簡単に、本書の概要を述べよう。
現代は、これまでの時代とこれから始まる新しい時代の大転換期にあたるという。
そのため、政治、経済、社会、自然環境、人体において、様々な混乱が起きている。
しかも、この変化は、夜と昼が逆転するほどのものすごい変化だという。
このことを著者は、小笠原慎吾氏より伝授された天縄文理論を用いて説明し、今、何が起きていて、これからどうなっていくかを述べていく。
自分で検証し、調べる態度が推奨される
だが、これは新しい理論を信じ込めという勧めではない。「はじめに」にこうある。
真に自立しなければ、地球の支配システムを変えていくことはできない。
常に自立を目指し、疑問があったら、自分で調べ、考え、判断する、必要なら自分で実験し、検証してみる、そういう人にとって、本書は、一つの大きな視座を与えてくれるだろう。
では、『改訂版 大転換期の後 皇の時代』より気になった言葉を引用する。
「第二章 今は時代の大転換期 1移行期の浄化、消化とは」より
だが、私たちの体内や脳・心には、ヨルの時代の不要物、つまりゴミが一杯溜まっており、その処理を「自然」がやってくれている。
それを「浄化」「消化」といい、地球規模で行われているという。
この浄化・消化はかなり長い間行われており、現在も継続中である。
注意する点としては、浄化か病気の見分け方であると、著者は指摘する。
浄化のときに出る症状:一時的、数日で止まる。出血や熱などは止めずにまず出すこと。それがずっと続くようなら病気の可能性があるので、注意してほしい。
体内から外に出す3種類のゴミと浄化の仕方
精神的ゴミ:風・竜巻を使っての浄化・消化
戦争は強風で消す。
戦争はホタルがコントロールしているので、ホタルが消えると戦争はなくなる。
生命・寿命のゴミ:雷で浄化・消化
物質・経済・お金のゴミ:雨で浄化
なお、ゴミの量と風、雷、雨の強さや量とが比例する。
地球上の構造物・建造物も、地震、津波、台風、暴風、大雪、土砂崩れ、山崩れ、雪崩、火災などの強弱で浄化・消化するという。
「第二章 今は時代の大転換期 2絶滅種は消えゆく宿命」より
もしこれが本当であれば、様々な、絶滅種・絶滅危惧種の保護の取り組みは、時代の大きな流れを読み取れない、人間の迷妄がなせる業なのかもしれない。
これまでさんざん地球や他の動植物を痛めつけてきた人間が、今更、一体、何をしようというのだろうかという思いも感じないではない。
このことについては、巨視的にじっくり見ないと、何とも言えないというのが、今の正直な気持ちだ。
「地球環境保護」というのも、一体、誰が言っているのかを考えてみた方がいいのかもしれない。
以前の記事で書いたように、我々の認識は、0.0035%の狭い帯域に狭められている。
その範囲でしか捉えていない人間のいう「地球環境保護」とは一体何なのか。
そもそも、自分の無知ゆえに、自分の体が毒物だらけなのに、環境保護も何もあったものではないというのは言いすぎだろうか。
「第二章 今は時代の大転換期 5もの忘れは喜ぶべきこと」より
一時期、私は日中の強い眠気にとても悩まされていました。
それは、薬のせいかと当時は思っていましたが、もしかすると、浄化の過程だったのかもしれません。
頻度は減ったものの、今でも稀にこの「昼間も眠い」という現象が起きます。睡眠を十分にとっていても、です。
確かに社会生活上は辛いですが、この本の記述を読んで、嘆くことではないと知って、却って、楽になりました。
これからは「心の時代」、脳に知識を詰め込むと不健康になる
う~ん、学者や研究者の方々はどうなってしまうのでしょうか。困りましたね~(淀川長治風に)
加えて、まだまだ、この地球の教育の大半は、暗記教育、知識詰め込み教育ですから、構造的に、我々は時代の逆を、強制的に行かされているとも言えます。
不健康になって、病気になる体にされるだけでなく、時代に逆行するので、ますます生きづらくなる。
解決策は簡単です。
義務教育の年齢の方々は大変でしょうが、それを超えた方々は、それをやめればいいのです。
自分で調べ、考えている方々は、暗記教育が、ロボットや奴隷を作るものでしかないことは御存知でしょう。
それにおかしいと、心身が違和を唱えるのは、むしろ正常なのです。
もの忘れ万歳!
この「もの忘れ」に関する一連の記述は、却って、安堵を覚えるものでした。
「もの忘れ」に限らず、やる気がないとか、無気力、孤独感、強い眠気、体力の低下といったものを、とかく個人の過ちや性格的欠点と捉える狭い見方がまだまだありますが、実は、もっと大きな宇宙のルールに則った事象なのかもしれないと思えば、悩む必要はなくなるように思います。
また、無理して、苦痛なトレーニングをする動機もなくなるでしょう。
人間、楽しいことしか、続きません。
脳の構造上、そういう風になっています。
とりあえず、今回はここまでにします。
また読み進め、紹介できることを見つけたら、御紹介いたします。
最高にクレイジーな本
この本は、この5年以内に出会った中で、最もクレイジーな本の一つです(褒め言葉です)。
2020年に、友人に勧められて、超常戦士ケルマデックさんという人を知り、彼の『超常戦士ケルマデック 新世界に目覚めよ』を手に取り、とても視野と世界が広がったことを覚えています。
2021年には、デーヴィッド・アイクを知り、真偽はともあれ、地球や人類の置かれた状況や仕組み・歴史について、実に広範にわたる知識に触れることができました。
そして、今年2022年6月、小山内洋子『改訂版 大転換期の後 皇の時代』を知って、改めてぶったまげております。
共通して言えるのは、「常識破壊」の本であり、牢獄からの解放をするパワーの在処を教えてくれる本です。
結局、こういうのが、私の最も根源にあるものにヒットするのだと、最近、自覚しつつあります。
自分の予定調和を気持ちよく破壊してくれて、さらに自分が見えていなかった様々な世界に誘ってくれるこうした本との出会いは、とてもとてもありがたく、喜ばしいものです。
この『改訂版 大転換期の後 皇の時代』は、時代の方向をつかみあぐねている全ての人に読んでいただきたいと願っています。
特に、自立の歩みをますます強め深めていきたいという人にお勧めです。
( ´∀`)サポート本当にありがとうございます!!😭😭😭🥰🥰🥰 ( ・ ∀ ・)ご恩返しするためにも、今後も一生懸命頑張ります!!😊😊😊