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孫正義や村上春樹と比べて、自分はクズだと思っていたけど、実はそうじゃないんだ

三行まとめ

1.世界レベルの人と自分を比較しない。もっと身近な人達と比較する
2.いきなり世界レベルの事は無理。スモールスタートでOK
3.みんながんばれー!


世界レベルをいきなり目指すな!

最近読んだ本の以下の一節が非常に刺さったので共有しつつ、感想を言いたいと思う。

今はSNSであらゆる分野のグローバルトップがすぐ目に入ってしまう時代です。歌も踊りもトークもイラストも、達人レベルのコンテンツが当たり前のように自分のタイムラインに流れてきます。
ツイート一つ取ってもうまい人は実に気の利いたことを言いますから、「それに比べて自分は……」と落ち込んでしまいます。グローバルトップと比べたら、自分の能力が劣っているように思えるのは仕方ありません。
やりたいことがあるのなら、いきなりグローバルトップと比べるのはやめた方が無難でしょう。イラストを描きたい気持ちがあるなら、下手でもまず描いてみる。

安藤寿康.生まれが9割の世界をどう生きるか 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋(SB新書)(pp.159-160).SBクリエイティブ株式会社.KindleEdition.

以下、感想です。

ここ半年くらい思っていた事

 自分の友人・知り合いや、SNSで流れてくる凄い人たちと自分を比べて、「私なんてまだまだ駄目だな・・・」と感じていた。感じた結果、「私なんて、あの凄い人たちと比べたら、能力もお金も人脈も何もかも足りないから、やりたい事を諦めよう。。。」と思っていた。

 一方で、私は社会人としても10年のキャリアを積んできた事にプライドを持っていた。特に、【同僚に迷惑をかけまくってた暗黒時代】から、世間並みの仕事が出来るまで、這い上がって来た事には誇りを持っていた。。。。がしかし、「あーでも上には上が居るから私なんて。。。。」と思いながらコタツでみかんを食べて、ゲームしながら空想の世界に浸っていた。

 例えばキャリアや、人生のゴールを考えた時、自分を孫正義などの偉大な経営者たちと比べて、何となく自分はダメなやつだなーと思っていたのだ。孫正義の有名な「20代で名乗りを上げ~」の一節を見ると、「自分には、あのような立派な考えも無いし、才能もないし。。。」と感じていた。

比べる対象は誰なのか

 まあ孫正義は極端な例だけど、やっぱりSNSで上がってくるような、既に成功している有名人やらインフルエンサーの皆様は素敵な目標や志があって、それに対して「人」も「金」もついてくるんだなーと思っていた。
うーんやっぱり私には無理や!あんな風になれない!

 上記のような事を思っていた時に、この本の一節に出会った。再引用したい。

今はSNSであらゆる分野のグローバルトップがすぐ目に入ってしまう時代です。歌も踊りもトークもイラストも、達人レベルのコンテンツが当たり前のように自分のタイムラインに流れてきます。ツイート一つ取ってもうまい人は実に気の利いたことを言いますから、「それに比べて自分は……」と落ち込んでしまいます。グローバルトップと比べたら、自分の能力が劣っているように思えるのは仕方ありません。やりたいことがあるのなら、いきなりグローバルトップと比べるのはやめた方が無難でしょう。イラストを描きたい気持ちがあるなら、下手でもまず描いてみる。

安藤寿康.生まれが9割の世界をどう生きるか 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋(SB新書)(pp.159-160).SBクリエイティブ株式会社.KindleEdition.

 確かに、SNS時代の今日、キラキラしている人達が悪い意味で身近に感じられてしまい、その人達と自分を比べてしまう。これは悪癖だ。比べて落ち込むだけならまだしも、その事によって萎縮してしまうのは本当に勿体ない、と気がついた。 スモールスタートで良いから、やればいいじゃないの。

 このNoteも、まずはスモールスタートをしてみようと思って始めてみた。 35年間、ずっと文章を書いて発表したかった。文章を書いて、お金をちょっとでも稼げれば良いなーという夢も密かに思っていた。ただ、村上春樹が書くエッセイと比べて、自分の語彙や文章力が貧弱に感じ、なかなかアクションを起こす事が出来なかった。でも、相手はノーベル賞候補作家である。比べる相手が間違っていた。

もっと身近な人と自分を比較し、スモールスタートする

 もっと身近に比べる相手は居ないだろうか? と考えた時、たぶん沢山いる。身近にTiwtterやBlogで色々と発信している人達がいる。まずはその人達を目指そう。いきなり村上春樹を目指すのでは無く、まずは身近な人達を見習って、「書く」というアウトプットをして行きたい。

 Noteだけでなく、色々やりたい事が有る。まずはスモールスタートでやりって行こうと思う。これらについても、Noteに書く準備が整い次第、書いていきたいと思う。

過去の自分と比較する

 過去の自分と比較も有効かもしれない。【同僚に迷惑をかけまくってた暗黒時代】と比べたら、私の仕事力は、かなりマシになった。迷惑をかけまくった同僚や、仕事の師匠にも、今なら自信を持って会いに行ける気がする。

みんながんばれーーーーー!!!

 私も含めてNoteに来るような人達は、何かを頑張ってキャリアを築いてきた人達も多いと思う。「いや、自分なんて。。。」と思う人は、もう一度自分のキャリアを振り返ってほしい。きっと、輝ける何か、誇れる何かが見つかるはずだ。見つからない人は、周りに聞いたりする事も有効な事だと思う。(私はそうだった。)

 これを見てくれた人全員が、自分の輝きを見つけられる事を祈りたい。

 本当に何も無いと思う人は、これから輝きを作れば良い。(私もそうだった。)

 みんながんばれーーーーー!!!

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