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「1年生5,6,7月の勉強」京大生の世界最長合格体験記(その5)

こんにちは。こんばんは。

今回で合格体験記5回目です。
前回は学校再開直後に受けたテストについて主に話しましたが、今回からはいよいよ実際の学校生活が始まり、夏休みまでの日々の授業や家での勉強で何をしていたのかについて話そうと思います。あまり模範的で参考になる生活ではないですが、楽しんで読んで頂けると幸いです。


学校の授業は国・数・英が大半

学校の授業は国・数・英がメインでした。これまで何度も言っているように、特に数学が重要視され、週に7時間ある数学の授業がいちばん大変でした。数学は前半は先生の説明を聞き、後半は先生の作ったプリントの演習問題を解いて、早い人から黒板に答えを板書していくというスタイルでした。後から聞いた話だと、先生はこっそり京大の過去問とかをこっそりプリントに散りばめていたようで、結構難易度の高い授業でした。クラスで数学得意な人は毎回の授業でどんどん黒板に答えを書いていたので、いつまでも問題が解けない自分との差を感じて苦しんでいました。

英語は毎週単語テストと文法のテストがあったので、ほぼ毎日通勤途中の地下鉄で単語帳を見たりして日々勉強していました。最初のうちは単語や文法のレベルも低く、単語テストは満点、文法テストは8,9割取れていました。

国語は相変わらず古文漢文の予習をして、伊勢物語や十八史略の文章を授業で扱いました。現代文は芥川龍之介の羅生門についてグループで話し合って考えを発表したり、受験はあまり意識せずゆったりしたペースで授業が進んでいきました。

家での勉強

1ヶ月半ほど自粛が続いて一日中家にいましたから、最初のうちは学校に行くだけで疲れが溜まり、最初の2週間ほどはろくに勉強できなかった記憶があります。

学校の授業が16:10に終わり、その後は18:00まで部活動があります。ただし、最初の2ヶ月ほどは部活に入っていなかったので、授業が終わったらすぐ家に帰りました。家は学校から地味に遠く、合計で片道1時間30分弱かかっていたので、家に帰って手を洗って着替えを済ませたらもう18時という毎日でした。

理想では平日は家に帰ってから2時間30分勉強したいと思っていました。なぜなら学校では一日の勉強時間は学年+2時間を目指すべきだと言われており、その目標を達成するためには電車の中の勉強時間30分と合わせて家で2時間30分勉強する必要があったからです。とはいえ、まだ1年生で大してやる気も集中力もない私にはこの目標は大きすぎました。1年生の前期の学校のある日に3時間以上勉強できた日など、全部合わせてせいぜい4日か5日程度だと思います。ということは95%以上の日は目標を達成できておらず、一日2時間勉強できていたら良い方でした。落ち込んでいる時や疲れている時は1日の勉強時間が1時間を下回ることもままにありましたが、勉強時間が0になるということは1度もなかったと思うので、そこは最低限良かったかなと思っています。高校受験に相当勉強していたため、高校に入っても勉強しないと気持ち悪い、勉強が捗らないと焦りを感じるといういわば勉強依存症の禁断症状が生じていました。

夜ご飯を食べる前に1時間、食べた後に1時間30分勉強することを目標にしていたので、勉強は18:30から取り組むことを目標にしていましたが、実際にはその時間を過ぎても15分、20分、30分とだらだらYouTubeを見てしまったり、ゲームをしてしまったりで、開始はいつも遅れてしまいました。
勉強中は無音が苦手だったので自然音を聞いたりクラシック音楽を聴いたり色々試していましたが、一番最適なのが何かは分かりませんでした。

勉強のメインは当たり前ですが学校の課題かテスト勉強。ほとんどが国・数・英の勉強で、数学はアドバンス・プラスの習った範囲を解き進めていくこと、英語は単語テストの勉強をすることが毎週のルーティンでした。

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