【マッチレビュー】トッテナム vs サウサンプトン [22-23プレミアリーグ第1節]
ご覧いただきありがとうございます!ジャックです。
スタメン、他
前半 (スコア:2-1)
★~15分:互いにビルド苦戦
<セインツの3-1-4-2ビルドの問題点>
・IVが開きすぎ⇒ハマりやすい構造になる
・2CH化すべき⇒相手3CFを中央に寄せられない=サイドで詰められやすい
結果、前半の45分、プレスに苦戦し続ける結果に…
<スパーズの3-4-3ビルドの課題>
・GKへのバックパスがない
⇒サイドチェンジができず、同サイド圧縮にハマっていた
セインツが前半10分に先制したこともあり、スパーズは苦戦を強いられるかに思われましたが、セインツが自滅したことでスパーズが試合を支配する展開になりました。
★勝敗を分けた「セインツのプレスの問題点」
前述した「セインツの自滅」とは、前半15分の時点で"1stプレスが機能不全に陥ってしまった"こと。
先制で気が抜けたのか、2CFが相手IVに寄せきることができなくなりました。
その結果、スパーズがスムーズに前進し始め、「押し込み続ける展開」になりました。
後半
★セインツ、"攻のギアチェンジ"
1点ビハインドの状況。"プレスの強化"で巻き返しを狙いました。
★完璧だった"対策の対策"
<スパーズの対策(3-4-3打開)>=4バック化
HT修正で3-4-3化したセインツに対して、Kick offと同時にホイビュルクがDFラインに加わり、ケインは2.5列目に下りていて、まさに"即"対応していました。
スパーズ相手にミラー対決に持ち込むのは得策ではないのかもしれません。
雑感
★トッテナム-強み
・IVが優秀。特にロメロは、フリーにすると高精度なLBでサイドチェンジを狙える。デイビスの2-3-5化のタイミングも素晴らしい。
・3-4-3プレスに対しても打開策が共有されている
★トッテナム-狙い所(!?)
・5バックに対してサイドフローを使わない
(クルゼフスキは時々アドリブでやってくる)
・GK経由のサイドチェンジがない
★セインツ-強み
・「バックパスからの対角線クロス」のフィニッシュの型
★セインツ-狙い所(!?)
3-5-2ビルド
・3トップに対して3CH化しない
・IVが開きすぎる
・5バックに対してサイドフローを使わない
プレス
・1stプレスがゆるい(プレスは強みのはずなのに…)
あとがき
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