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ウラジオ散歩録 #1

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ロシア・ウラジオストクに2泊3日で行ってきました!

ウラジオストクといえば、2017年8月に電子ビザが解禁となって以降、雑誌の特集や旅行本の発刊が相次ぐ今注目の「極東ロシア」。

東京からも片道2.5時間と、韓国や台湾など人気のアジア圏に並ぶ近さもその魅力のひとつです。

私は今回オーロラ航空の直行便を利用しましたが、本当に近くてびっくり。ブームが後押しして今後もっと便の本数が増えたら、さらに快適な旅ができるようになるんだろうな。(ウラジオストク空港は換金所も市内への電車も夕方までしか機能していないため、17時台現地着の便で到着した私は何かとバタバタでした)

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12月のロシアは大方の予想通りはちゃめちゃに寒かったのですが、ヨーロッパとアジアの要素が絶妙なバランスで入り混じった美しい街並みや独自に発展した食文化など、ワクワクする出会いに恵まれ楽しい時間を過ごしました。

というわけで、今回の旅をさっくり振り返ります!


ウラジオストク空港から市内へ

出発前に一番心配していたのがこれ。事前リサーチでは「現地に着くころには市内への電車も終わってるし、バスに乗るには数時間待機しなければならないので、タクシーに乗るのが吉」というレポートを多く見かけたのですが、そもそも日本ですらタクシーが苦手(口頭での道案内が下手&運転手の方と2人きりの空間になんとなく抵抗ある)な私。海外で、しかも英語圏でもない場所でタクシー……ウラジオ渡航経験のある友人から配車アプリを勧めてもらったけどそれでも不安しかない……と怯えていたところ、なんと最終の電車に間に合ってしまいました。笑

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というのも、①予定よりも30分以上早く到着し、②出国手続きがウルトラスムーズに済み、③預け荷物の受取もなかった(今回は2泊のひとり旅だったので荷物はほぼ着替えのみで、すべて手荷物にまとめていました)から。ツイてる〜!
ウラジオストク空港はとても小さいので、他の便と到着が重なって混雑するようなことがなければ外に出るまでは意外とすぐでした。電車の駅も空港から直結しています。

怖いけどこれも人生経験…!と腹をくくってタクシーに乗るつもりだったのに、結局楽して安く市内まで行くことができてしまいちょっと拍子抜け(とか今更言うやつ)。でもおかげでかなり節約できました。タクシーだと空港から市内まで1500ルーブルが相場だそうですが、電車ならエコノミークラスで250ルーブル。Wi-Fiが使えるビジネスクラスでも350ルーブルです。(※1ルーブル=1.6円換算)

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(※あと余談ですが、エコノミークラスの車両でも、ビジネスクラス側の一番端の席に座るとWi-Fiが若干繋がります。笑 たまたま端に座って気がついてしまったライフハック…)

電車は道の混雑状況に到着が左右されないところが好き。特に旅先では1日に幾つも予定を詰め込んでしまうタイプなので、できるだけスケジュールどおりに動けるよう私はどこの国でも極力電車ルートを選ぶようにしています。

宿でアタリを引いた

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市内に着いたのは19時前。この時点で外の気温は-7℃。立ち止まると心身ともに凍りつく恐怖を感じたため、到着の余韻に浸る間もなく急ぎ宿を目指します。

今回の宿はBooking.comで手配したのですが、これが個人的に大当たり!
ほんの僅かな滞在ではありましたが、非常に快適な時間を過ごすことができました。

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こちらは宿泊したお部屋のリビング。
駅から10分足らずと立地も良かったし、まだオープンして半年経っていないこともあってかどの部屋も清潔で設備も充実。

高級リゾートホテルのような贅沢空間とはいかないものの、「センスの良い友だちの家にお泊りにきた」ようなワクワク感が嬉しい。ソファもベッドもふかふかで最高だったな〜〜。「こんな家に住みたい」心をくすぐられまくりました。

ちなみに朝食は近くのお洒落なカフェで好きなドリンクとペストリー1つをいただけるチケットがいただけます。ハッピーハッピー。

とにかく居心地の良い宿だったおかげで、想定していたよりも引きこもる時間が長くなってしまったのですが(↑のソファでずっとゴロゴロしてた笑)、旅の宿で温かい飲み物を淹れて持参した本読む時間もなかなかある意味贅沢でよかったな。

「ロシュキ=プロシュキ」でペリメニを食べる

荷物を置いて、この日は早速夜ごはん。
向かったのは通りのちょうど真ん中あたりにある「ロシュキ=プロシュキ(Ложки-плошки)」。ロシア版水餃子・ペリメニの専門店で、最近増えてきたウラジオストク特集でもよく取り上げられています。

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ポップでかわいい店内でいただいたのはほうれん草とロシアンチーズのペリメニ、ボルシチ、それからTaiga's storiesというシナモンの効いた甘いミルクティーのようなもの。
本当は海老のペリメニが食べたかったのですが、この日はもう売り切れでした。ざんねん。

お店のスタッフさんは皆親切で明るいし、日本語メニューもあるし、初めてのウラジオストク旅や、ひとり旅の時にも行きやすいお店だと思いました。

食後はすぐ上のミニスーパーを物色。
海外のスーパーうろうろするの大好きなんですよね。アイスの売場が妙に充実していることに狂気を感じました。

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とかなんとかして、この日は就寝。日本との時差は1時間なので、時差ボケもなければ時間感覚も大して狂わず過ごせて有り難かったです。

2日目に続きます〜

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