見出し画像

最高よりも最幸でありたい

年の瀬に際して。
別に綺麗に、慎ましやかにまとめ上げるつもりは端からなくて。
今年は本当に本当に散々だった。
コロナに始まり両手に余るほどの災難。
厄年ではないのだけれど、どうやら今年までの三年間が大殺界とやらだったらしい。ほう。
絶望に絶望を重ねて、その上から更に絶望が降り掛かって。
(いろいろとありすぎて長くなるので詳細は割愛。)
文字通りの心身ボロボロ。
日々の些細なことで元々皆無の自己肯定感がマイナスまで削られて、まともに動けなくなる日も増えた。
そんな状況の中で、逆に振り切れてしまってすっかり大切な感情を失った一年だった。
反面、やはり自分は『普通』の範疇で生きていける人間ではないと再認識することができた。
同時に、無理矢理にでも『普通』の中で生きていかなくてはいけないという自分の性質とは真逆とも言える馬鹿馬鹿しいこだわりが、今までの自分を生きづらくしていたのかもしれないと漸く気付くこともできた。
好きなものを糧に、しょうもなくクソみたいな一日を瀕死状態でも生き抜くことができた。
トータルすればどう考えたってマイナスだけど、まあプラスもあったので少し相殺……といったところだろうか。
それでも正直今だって、マジョリティを羨むことは頻繁にあるけれど。
トータルマイナスだけど、まあプラスもあったので少し相殺……といったところだろうか。

さてその大殺界が明けるらしい来年はどうなのだろう。
なんとなくやってみたいことがある。
齧り始めようかな。勇気は要るけれど。
何度となく思うけれど、結局行動しないことには何も始まらない。
それが今まで散々できずにいた人間が自分そのものだ。
だから、来年はやってみる。
結果がすぐに伴わないことは重々承知だけれど、まずは土台作りだ。
2021年は種を蒔いて、芽を育てよう。
たとえ一粒の種でもいいから。

そんな密かな願いをインターネットの海に放流したところで、
年末の御挨拶とさせて頂きます。
あのさ、みんな幸せになればいいんだよ。
良いお年を。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?