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ルソーライフ
2021年12月30日 17:20
前回に引き続き、今回も『社会契約論』の読解です。第一篇をじっくり読んでいきます。前回のおさらいと今回の議論の流れ 『社会契約論』は、以下のような主題について解明することを目標に書かれた本でした。今回読んでいく箇所は、上記の「統治の正当性」を解明すべく、従来までのさまざまな主張の誤りを、ルソーがひとつひとつ丁寧に論駁していく、という形で論述が展開されます。まず、第二章では、「父権」が統治の
2021年12月6日 17:38
今回から、数回に分けて、ルソーの『社会契約論』を読み解いていきます。 『エミール』と並んでしばしばルソーの主著と紹介される『社会契約論』。光文社古典新訳文庫のカバーには、「世界史を動かした歴史的著作」とあります。事実、『社会契約論』は、フランス革命を起こした人々に大きな影響を与えたと言われています。そんな『社会契約論』を、このnoteでは、原典にも立ち返りながら、できる限り丁寧に読んでいきます