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運命的なまちがいってあるのだろうか?

昨日の記事で思い出したのだけど、ドアーズの名曲の中に「インディアンサマー」という美しい小品がある。

愛しているよ 最高に
他の誰よりも

愛しているよ 誰よりも
他の誰よりも

俺が出会ったのは 夏のこと
夏の終りの 残暑の頃のこと

俺が出会ったのは 夏のこと
夏の終りの 残暑の頃のこと

愛しているよ 誰よりも
他の誰よりも

インディアンサマー和訳

ドアーズの伝説的なボーカリスト・ジムモリソンはいろいろな逸話を残しており、ハイウェイを通っているときにインディアンの霊にとりつかれて、シャーマン的な踊りができるようになったという話があった。

だからこの曲「インディアンサマー」もそんな内容なのだろうと思っていた。

のちにこれが勘違いであることが分かった。

「インディアンサマー」という英語は造語ではなく、ちゃんとした単語で日本語の「小春日和」を指す言葉だとわかった。

さらにいえば「小春日和」を調べていく段階で、「小春日和」とは「春ののどかな日」ではなく、晩秋から初冬にかけての穏やかで暖かい日和 (ひより) のことだということもわかった。

ぼくにはよくそういうことがある。いろいろと勘違いしたまま大人になってしまい、これまでの成長の過程で堂々とその間違いを使い続けてきたのである。陰で「ぷぷぷっ」と笑われていたんだろうな、そうおもうと情けなくなってくる。



出雲神話の中で致命的なまでの勘違いといえば、アマテラスとスサノオの高天原事件であろう。

高天原で、イザナギの命令に従わずに泣き暮らして大人になったスサノオ。スサノオはついに母の国である葦原中つ国へ行こうと決意する。お別れに姉であるアマテラスに会いに行こうとする。それを見ていたアマテラスはスサノオが攻めてきたと勘違いをしてしまう。その後、いろいろなことがあってスサノオは追放される形で葦原中つ国に行き、その地で英雄神となる。

あのとき、アマテラスがスサノオが攻めてきたと勘違いしなければどうなっていたのだろうと思うことがある。もし平和的にアマテラスがスサノオを見送っていたとしたら、後の国譲りは行われなかったかもしれない。

高天原はアマテラスが支配し、葦原中つ国はスサノオが支配する。たまにはスサノオの里帰りがあったりして、アマテラスもこまごまともてなしたりしたかもしれない。スサノオもそのお礼に「姉さん、たまには葦原中つ国にも来てごらんよ」といって葦原中つ国の観光案内を買って出たりして。

スサノオ、アマテラスの姉弟はいつまでもなかよくお互いの国をいったりきたりしましたとさ、おしまい。そんなふうになれたかもしれないのである。かえすがえすも残念だ。

まぁ、すんでしまったことはしかたない。しかし、ふとおもうのだけど、その後、高天原はどうなったのだろう。その後の文献にも高天原の記録は一切ない。今でもラピュタの飛行城のように天に浮かんでいるのだろうか。



出雲大社を西に数キロ行ったところに、日御碕神社がある。この神社ではアマテラスとスサノオが並んで祀られている。ひょっとして、ふたりの仲たがいをなんとかしようと建てられたのではと邪推したくなる。



今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。  

よかったら日御碕神社にもいらしてください。

アマテラスとスサノオはすっかり仲直りして(そうあってほしい)

お待ちしていますよ ♪



ゴゴゴゴゴッ

(この音は!)


ヒトコトヌシ: ぷぷぷっ 小春日和(笑)
ぼく: やめてください(恥)
ヒトコトヌシ: ようやくいつものパターンに戻ったな
ぼく: はい、ほんとうに久しぶりな感じがします
ヒトコトヌシ: それでもワシは出続けたけどな
ぼく: はい、なんといっても二人の掛け合いは人気コーナーになってきてますからね
ヒトコトヌシ: ひとえにワシのおかげである!
ぼく: はい、そのとおりでございます(よいしょしておくとするか)
ヒトコトヌシ: 人気があるんだから、お前のつまらないまくらはやめてしまって、このコーナーを一番上に持って来ようぜ
ぼく: (ちっ、調子に乗りやがって)
ヒトコトヌシ: ワシ、いい企画思いついたんだよ ♪
ぼく: えっ、何ですか?
ヒトコトヌシ: クイズだよ、クイズ企画!
ぼく: はぁ
ヒトコトヌシ: ちょっとワシ考えてきたのよ、問題。やってみるか?
ぼく: (どうせ、いやだといってもやるんでしょ)
ヒトコトヌシ: おまえのくだらないインディアン話が出たところでそれを題材にした。それでは一問。
ぼく: どうぞ
ヒトコトヌシ: ろうそくをもってインディアン達がやってきた、なーんにんだ? 
ぼく: はい?
ヒトコトヌシ: 考えんだよ、馬鹿だなぁ。
ぼく: じゃぁ、三人?
ヒトコトヌシ: ぶぶー
ぼく: 八人?
ヒトコトヌシ: お前、理由考えてねーだろ(怒)
ぼく: 正解は何ですか!
ヒトコトヌシ: 正解は六人だ。 インディアン、うそつかない
ぼく: どゆこと?
ヒトコトヌシ: これだから阿呆は嫌だよ。「う」と「そ」がついてないだろ、「ろうそく」から「う」と「そ」がつかなかったらどうなる?
ぼく: (はっ)・・・・六人
ヒトコトヌシ: ズバリ、一言いわせていただく!!
ぼく: はい、どうぞ
ヒトコトヌシ: これでワシの人気もうなぎのぼりじゃ(笑)!!

ろくでもない(怒)!! (スサノオ)

ヒトコトヌシ: ひぇー(逃げる)、スサノオ様うまいです(よいしょ)
ぼく: (いい気味だ ♪)


こちらでは出雲神話から青銅器の使い方を考えています。

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