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113 アメリカの大学受験のための、課外活動として報告できたことは。

娘の場合。


アメリカの大学受験で、意外に重視される課外活動。
できるだけ幅広くいろんな活動をやっておいて、報告できることがあった方がいいものです。

娘が報告できるのは、もちろん映像制作ですが、その他にもただ好きでやってきたことで課外活動として書けることがありました。


①高校生版TEDの実行委員(中3〜高3)
②学校のヨガクラブ
③アメリカの高校への交換留学(3ヶ月)
④アジアの高校生の文学コンテスト入賞
⑤日本のテレビ現場での職場体験(1週間) 


①は実行委員長を務めていた同じクラスの2つ上の子から誘ってもらったもので、
こちらの記事に書きました。


②〜⑤もどれも学校のおかげ。

③の交換留学は、中2の頃に名乗りを上げたのに、高校1年まで待ちなさいと校長先生に言われたのは、このためでもあったのかなという気もします。
ただ「留学しました」だけでない、現地の高校生たちと作品を作り上げるなど、面接で十分に語れるような体験ができたからです。

そう、出願の時にはこれらの要点を書くのみですが、その後の面接で詳しく突っ込んで聞かれるので、その時に自信を持って説明できるくらいの実績が必要なんです。


④は英語の授業で書いたものを、先生に「これに応募してみたら?」と勧められて。
特に有名なコンテストでもなく、入賞者は何人もいるんですが。


⑤は、この学校では高校2年の時に、自分の志望する仕事を自分でアポを取って体験するというカリキュラムがありました。
それで幸運にも、汐留や赤坂の第一線の現場に入らせていただくことができたんです。
これもまたミラクルなできごとだったので、後で詳しく書きますね。


アメリカの大学受験に必要なんてまったくわかっていなかったのに、学校のおかげでこんなに書ける課外活動があって、本当にありがたかったです。


ポートフォリオを用意する。


この他、「ポートフォリオ」というのを提出した方がいい場合もあります。

自分の作品や研究結果などを集めたもののこと。
娘のように芸術系の学部を志望する場合は、自分の作品をいくつか提出することが、大学によって必須だったり、任意だったりします。

娘は出願できませんでしたが、映画学部の有名な大学なんかは、「映像での出願エッセイ」なんていうのも必須とされていたようです。
これがまた腕の見せ所。
映像でどう自己表現するか、そのセンスや実力が問われるわけで、さすがですよね〜。


娘のポートフォリオはアメリカの高校で撮った学園ものの短編と、その学校での「ポートフォリオ・ウィーク」(1週間、自分のやりたいことに打ち込んで、 何かを完成させたり、目標を達成したりするもの)のドキュメンタリーなど。

それらも、ここで生きてくるとは思いもしなかったことで、
「だからあの学校では、ポートフォリオ・ウィークっていうのがあるのかな?」
と、後から意義がわかったのでした。


これから課外活動をするなら。


これから課外活動をやって行かれる方は、前回書いたアメリカの高校生のように、スポーツ、芸術、ボランティア、その他自分の関心のあるものをできるだけやっておくといいんじゃないかと思います。

部活と塾に追われる生活じゃなく、そういう幅広い経験が自分の視野を広げてくれて、面接で個性や将来性を感じてもらえるかもしれません。
また、その中でのエピソードが出願エッセイの大事なネタになることも。

きっと、大学に行ってからも、その後の人生にも、役に立ちますよね。


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