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そろそろ痛みについて話そうか。
ライフワークのひとつに、「タトゥーを彫る」というのがあります。
16歳のファーストタトゥーを皮切り(タトゥーだけにね…なんかすいません)に、現在大小あわせて全身10ヵ所あります。
![](https://assets.st-note.com/img/1652782647914-Dz1dTMiu61.jpg?width=1200)
Tattoo/SLEEPY
ファーストタトゥーは煙草のPEACEの鳩。
オリジナルはオリーブの葉だけど、これは無花果の葉。
ちなみに3回くらいカバーアップしています。
深い思い入れがあるタトゥーモチーフを彫る人もいるみたいですが、私は特にありません。
完全にその時の気分です。
タトゥー、痛いです。
ファーストタトゥーはマシン彫りでおそらく2時間くらいかかったと記憶しているけれど、その時は苦痛と疲労で永遠に終わりが来ないかと思いました。
それなのに。
この「他者を介した自傷行為」ともいえるライフワークを、私は15年以上にわたって行っている。
長年、定期的にやってくる衝動のままに彫ってきたけれど、最近になって少しずつその衝動の根っこにあるものが姿を現してきたように感じます。
それは「痛みあるいはその他の身体感覚を伴いながら自分の身体に刻む」という行為と時間そのものに魅せられているのだということ。
今回のjournalでは、そう感じるに至った出来事について書いてみます。
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