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ブランディングとは_04「ロジック(戦略)と マジック(想像力)を埋める」

ブランドは企業が決めるものではなく、
個人が決めるものです。

ブランディングとは_01 「そもそもの話」
で少し触れた通り、
消費者個人が
それぞれのブランドに対する
感覚を作り上げます。
その感覚をコントロールすることは
企業にはできません。

ブランディングするということは
人々の心の中にある他との違い、
商品に対する特別感を管理することです。

そのキーとなるのが、

ロジック(戦略)と
マジック(想像力)を埋める

By Marty Neumeier 「BRAND GAP著者」

企業の多くは、
戦略部門とクリエイティブ部門が
わかれています。

戦略部門では、分析や
理論的、数値的なことを
マーケティングスタッフが担当し、

クリエイティブ部門では
直感的、感情的、視覚的なことを
デザインスタッフが担当しています。

この2つの部門は互いの作業を
把握している訳ではありません。

どんなに素晴らしい戦略があっても
最も肝心な消費者とのタッチポイントで
(消費者が商品に触れる時)
彼らの心を掴めなければ
ブランドを確立させることはできません。

戦略とクリエイティブの溝=ブランドギャップ
企業を消費者から完全に切り離しかねません。

繰り返し言います。

ブランディングは、
人々の心の中にある他との違い、
商品に対する特別感を管理することです。

合理的な考え方(LOGICAL THINKING)以上に
クリエイティブ(CREATIVE THINKING)な考え方無くして
人々の感情に価値を置くことはできません。

ロジック(戦略)と
マジック(創造力)を
埋めることがとても大切となってくるわけです。

Apple、NIKE、Disney、....
これらは人々が日常会話にする
カリスマブランド。

人を引きつける魅力があります。

この魅力はどうしたら
手に入れられるのか。

それは”ブランディングをする”
ことにあるのです。


ブランディングのルールについては
また次回。


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