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江戸東京博物館でSF感を最高に味わえる場所

江戸東京博物館は、江戸・東京の歴史や文化を体感できる施設として1993年にオープン。特徴的な建物の5階・6階が常設展となっており、吹き抜けの空間に配置された江戸・東京の復元模型や体験展示により学びながら楽しめる施設だ。
この常設展で特にSF的、あるいはインスタレーション的におすすめの場所がある。

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6階から入場し、6階と5階の半分が江戸ゾーン、5階のもう半分が東京ゾーンとなっている、下記が江戸ゾーンな風景。

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そして、5階中盤で江戸から東京へとゾーン変更となる。
いかにも江戸時代な芝居小屋を横目に見ながら日本橋をくぐると文明開化!

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タイムスリップ感が心地よい。日本橋と石垣と洋風な建物が同居するこのエリア、まさにタイムマシンで江戸から東京に瞬間移動の趣きだ。
でもよく考えたら、200年以上続いた体制から次々と目まぐるしく変わっていった状況に、当時の多くの人もよくわからないタイムスリップをした感覚を抱いていたかもしれない、と思いを馳せてしまう。
元々、過去の江戸・東京を体感できる展示として各コーナーも興味深いのだが、歴史の変遷・ダイナミズムを空間全体で味わえるここの地点がなんといっても素晴らしい。

あと、東京ゾーンの一番最後のコーナーが1960年代からの2000年代までの事物紹介となっており、「あっ、〇〇だ!」と盛り上がれる半面、どこで反応するかで歳がバレるという(笑。

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現在、特別展では「縄文2021―東京に生きた縄文人―」が開催中。物量、情報量が凄まじく、縄文時代や考古学に少しでも興味のある方にはこちらもおすすめだ。

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東京都江戸東京博物館
住所:東京都墨田区横網1-4-1
アクセス:JR総武線 両国駅西口下車 徒歩3分、都営地下鉄大江戸線 両国駅(江戸東京博物館前) A3・A4出口 徒歩1分
URL:https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/

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