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インドのアシュラムを利用して利益を得るヨーガ

私のヨーガ教室では、インドに心酔している方が非常に多く、

定期的にインドアシュラムツアーを組んでいます。


カリスマ院長と一緒に行けることを宣伝文句にして、

高額ツアーを販売し、粗利を稼ごうという魂胆です。


ヨーガ教室の重鎮からも


「インドツアーは大切なイベントだから、色んな人に声をかけてね。出来る限りあなたも来てね」


と、しつこく言われます。


副院長(院長の息子)は、インドのアシュラムに心酔しており、しきりに


「私どものヨーガ教室はアシュラムです!」


と叫びます。



しかし、アシュラムと言うものは、端的に申して、

ヨーガインストラクターたちがお給料を頂かない代わりに、
寝床と日々の食べる物を保証して頂く
地域住民が支援者としてそういった瞑想修行者を支える、

という組織形態です(要は究極的な終身雇用ですね)。


院長・副院長は、この認識がごっそりと抜け落ちてしまったまま、
都合よく「営利団体」としてアシュラム活動しています。要は



「愛、平和、調和、平安に満ちたこの素晴らしいアシュラムに貢献しましょう。無償の帰依、奉仕を求めます」


といった都合の良い言葉を盾に、

低賃金で高負荷の仕事をヨガインストラクター達に押し付けている

ということです。すなわち


各自の生活費は各自、自己責任で稼いでください!日々の生活までは保証しません!


ということです。



本気でアシュラムに取り組む場合


1.宗教法人登録をして、(日々の生活費に苦慮しないために)自給自足が出来るくらい広い土地を有する古民家を買い上げ、細々とヨーガ瞑想活動を続ける。


2.インドに移住し、インドに帰化する。



この二択しかないと思います。


営利団体なのに「私どもはアシュラムです」と叫ぶのはオカシイです。

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