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オウム真理教・カルトと日本のヨーガ界について

26年前にオウム真理教がテロを起こして以来、残念なことですが、日本で「宗教」といえばオウム真理教のようなカルトを意味することになってしまいました。

ただ、日本に点在するヨーガ教室に訪れる際いつも思うことですが、こういったカルトに近い雰囲気を持つヨーガ教室が少なからず存在します。

一言で申しますと、


「深い瞑想に到達している(ようにみえる)、解脱に達している(ようにみえる)カリスマから生命エネルギーを授かろう!」


という風に仕向けるヨーガ教室が未だに存在している、ということです。典型的な霊感商法ですね。オウム真理教と真に無関係であっても、そういった趣旨のヨーガ教室が現に存在するということです。


この霊感商法の何が問題なのでしょうか?


例えば、組織内でイジメが起きたとしても、


「解脱できていないイジメられっ子のお前が悪い。解脱できているなら、イジメごときで怒りや悲しみに支配されないはずだ。思いの手放しができるはずだ」

と逆にイジメられた人が責められる、ということです。

残念ながら、こういった感じのヨーガ教室が点在しているので、これからヨガを学びたいと思っている方には注意を促したいです。私は巷にあふれているフィットネスクラブのヨガをお勧めします。


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