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読書感想【読書脳】

 この本はかつて樺沢先生が書かれた「読んだら忘れない読書術」を加筆修正して復刻した本です。
樺沢流の読書術について書かれた本ですね。

 ・本を読まなくなった日本人 

 まず樺沢先生は、日本人が本を読まなくなって読解力が低下していることを憂いています。
聞いた話では、小中学生は本を読んでいるけど高校生や大人が本を読んでいないようですね。
なんか、韓国の若者のほうが本を読んでいると聞きましたよ。

 ChatGPTみたいなAIツールを使うのにも、正しい文章(プロンプト)を入力しなければならないので、「文章力」「読解力」がこれからの時代に必要になってくる。
文章力や読解力は必須の能力なんですね、本を読むことは大切。
みなさんも、本を読みましょう。


 ・ネットからは情報しか得られない

 そして、ネットからは「情報」を得られるけど、本からは「知識」を得られると。
昨今のスマホ太郎たちはネットがあるから本はいらないなどと言っていますが、大きな間違いですね。
本をよむことによって知識が増えて、仕事もできるようになり、やがては人生すら変えてしまうと樺沢先生は書いています。
実際その通りだと思いますよ、ビル・ゲイツとかウォーレン・バフェットとか成功者はものすごい読書家だと聞きますし。


 ・読んだらアウトプットが大事

 そんな読書もただ読んで終わらせるだけじゃダメ、ちゃんと「アウトプット」しないといけない。
それは重々承知済みです、私も本を読んだらアウトプットを心がけています。
スキマ時間を活用すれば集中できる、そして速読や精読より「深読」をすること。
読んだら、気づきや感想をレビューする、アウトプットが大事。


 ・本の選び方と読み方

 本をたくさん読んでも駄本ばかり読んでいては、成長できない。
人生を変えるようなホームラン本を読まなければならない。
それを聞いて、私は今まで歴史の本ばかり読んでいたのですが、ビジネス書なんかも読んでみることにしました。 
本を読むときは、最初から読もうとしないで、まず「パラパラ読み」「ワープ読み」をしてみる。
これはいいと思って、私もまず最初にパラパラとページをめくって気に入ったところを読むようにしています。
本を読んでいれば本屋でも「これ」といった本に出会える。


 ・電子書籍について

樺沢先生はKindleを愛用しているそうです。
電子書籍には本を持ち運びせずにすむなどのメリットがいっぱいある。
私も昔Readerを使っていましたけど、紙の本のほうが目にも優しいので最近は紙に回帰しています。
紙の本を読んだほうが脳の働きがいいと聞きましたし。
なので、私は紙の本派ですね。

 この本を読んで、いろいろと読書の大切さや方法論がわかりました。
歴史書やビジネス本ばかりではなく、小説も読んでみようかな、と思いました。

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