諸葛鳳雛

歴史と天文好きの者です。あとアニメなども好きです。 見た歴史番組や読んだ本の感想を書き…

諸葛鳳雛

歴史と天文好きの者です。あとアニメなども好きです。 見た歴史番組や読んだ本の感想を書きたいと思います。

最近の記事

ファルネーゼ家について

 「ファルネーゼ家」、と聞いても大半の人が知らないのではないでしょうか。 この一族について最近知ったので書いてみます。  ファルネーゼ家とは、トスカーナ出身のイタリアの名門貴族です。 歴代のパルマ公爵家の家系であり、その一族からはローマ教皇もでているほど。 チェーザレ・ボルジアの父親のアレクサンデル6世の愛人にも「ジュリア・ファルネーゼ」という人がいます。  また、18世紀に「エリザベッタ・ファルネーゼ」という人がスペイン王「フェリペ5世」に嫁いでおり、スペインのブルボン

    • ザ・プロファイラー 「書き尽くせぬ思い「源氏物語」作者 紫式部」

       今年の大河ドラマの主人公紫式部 実はその人生について資料があまり残っておらずよくわかっていないそう  幼いころから、物語や歴史書をよく読んでいた文学少女 20歳も年の離れた人と結婚して幸せを掴んだものの、すぐに死別  悲しみを紛らわせるため、源氏物語を書き始めた この物語は話題になり、宮中でも評判になる それに目をつけたのが時の権力者「藤原道長」 自らの出世のために源氏物語を利用しようとする  皇子を生んでもらい自らが摂政となるため、一条天皇と自分の娘彰氏を親密にさせ

      • 豊臣という名字は残っているのか

         ふと、「豊臣」という名字は残っているのか、という疑問が湧いてきました。 大阪の陣で豊臣家が滅んで、豊臣という苗字は消滅してしまった、と長らく思ってきました。 そこで、調査してみることに。  そこで、「名字由来net」というアプリを使って調べて見ました。 名字を入力したら、全国順位と約何人いるか教えてくれるアプリです。 「豊臣」と入力して調べて見ると・・・ 【全国順位】 41,358位 【全国人数】 およそ60人 とでてきました、あ、あるんだ~! わずかながら「豊臣」と

        • 19歳までに手に入れる7つの武器 樺沢紫苑:著

           樺沢先生の新刊です。今回の本は10代の若者向けにRPGを例えにして書かれたものだそう。 なるほど、10代向けだけあって読みやすかったです。  樺沢先生が示す7つの武器それは・・・「整える力」「レジリエンス」「コントロール力」「つながる力」「読解力」「好奇心」「アウトプット力」です。  その中で特に印象に残ったのが・・・「好奇心」でした。 最近、なんか毎日がおもしろくない、と感じているので「好奇心」は身につけたいと思いました。  好奇心こそが「成功への最短の近道」であり

        ファルネーゼ家について

          ボルジア家の子孫について

           ボルジア家はスペイン出身で、イタリアに根づき謀略の限りをつくして、資産のある司教や枢機卿に対して罪をかぶせて処刑し、財産を奪って富を増やした・・・とされる悪名高い一族です。 特に教皇アレクサンデル6世と息子のチェーザレは悪のコンビとか言われてますね。 「チェーザレ・ボルジア」はマキャベリが「君主論」で理想の君主として挙げています。  そんなボルジア家の子孫は今現在いるのでしょうか。 結論から言って、います。  「ボルジア・デ・ミラ家」「ボルジア=ランソル家」「ボルジア・

          ボルジア家の子孫について

          メディチ家の子孫について

           メディチ家とは、銀行業で成り上がりかつてフィレンチェを支配し、トスカーナ大公になった一族です。 さらに、ルネサンス期に芸術家たちのパトロンにもなりました。 コジモとロレンツォが有名ですね。 その子孫は現在いるのか、と気になりました。 メディチ家は「アンナ・マリア・ルイーザ・デ・メディチ」を最後に断絶した、ということになっています。  しかし!私は以前、何かの本に「メディチ家の傍系の子孫がいる」ということが書かれているのをみつけてしまいました。 残念ながらその本には詳しいこ

          メディチ家の子孫について

          尾張徳川家の至宝展

          今日、天王寺にある「あべのハルカス美術館」にまで「尾張徳川家の至宝展」を見にいってきました。  実は、あべのハルカスというところにははじめてきました。 天王寺駅から連結していてくれてすぐいけました。 シャトルエレベーターで16階までいったところに会場がありました。  至宝展は、さすが尾張徳川家と思わせる見事なものでした! 残念ながらすべて撮影禁止だったので写真は撮れませんでしたが・・・。 甲冑や刀剣、茶道具、香道具、能道具、婚礼のための調度品など、多岐に渡りました。 婚礼

          尾張徳川家の至宝展

          「人生が圧倒的にうまくいく!7つの武器」セミナーにいってきました!

           今日は、大阪の「長堀橋」というところまで樺沢先生のセミナーにいってきました。  樺沢先生の新刊「人生が圧倒的にうまくいく!7つの武器」のセミナーです。  スマホの有害性を改めて思い知り、睡眠の重要性、つながる力、そして読解力、どれも人生で大事なことだと思いました。  なかでも、つながる力は「コミュニーケーション力×勇気」だと先生は言っておられて、コミュニーケーション力がなくても勇気があればいいのか、と気づかされました。  読書脳でも書いていましたが、「読解力」はこれか

          「人生が圧倒的にうまくいく!7つの武器」セミナーにいってきました!

          チャーリー・マンガーの投資術 デビッド・クラーク:著

           この本は、「バークシャー・ハザウェイ」の副会長であり、バフェットの右腕以上の存在であった「チャーリー・マンガー」の言葉を集め解説を加えたものです。 残念なことに、マンガーさんはもうお亡くなりになってしまいましたが・・・。 投資術というタイトルになっていますが、実際は投資術だけでなく、人生の格言についても言及している本です。  マンガーさんの投資手法はバフェットと同じで、ものすごくいい会社に出会ったらその株式を長期に渡って保有する。 そして、いずれ訪れるであろう経済危機のと

          チャーリー・マンガーの投資術 デビッド・クラーク:著

          歴史探偵「光る君へコラボスペシャル」

           ゲストにまひろ役の吉高さんと道長役の柄本さんを迎えての新春のスペシャル版でした  まず、貴族の仕事時間 平安貴族というと華やかなイメージがあるけど、1ヶ月ほぼ毎日働きづめ 道長も藤原行成という人も休みが数日しかなく、めっちゃ忙しかった なぜかというと、働くことでしか自分の家を栄えさせられないから 貴族は貴族しか仕事がない、転職などできない世の中だった 貴族って優雅なイメージとは裏腹にブラックだったようです  そして、貴族の恋 直に告白とかはできなかったので、文を渡して気

          歴史探偵「光る君へコラボスペシャル」

          3か月でマスターする世界史第1回    古代文明のはじまり カギは“遊牧”

          この番組は、アジアから見た世界史を3ヶ月で解説する番組です。  第1回は、オリエントの古代文明について取り上げます。 メソポタミアなどの文明が発展した鍵は「遊牧民」だった、と説明されます。 遊牧民と農耕民が交わることにより、「交易」が生まれる。 物流の発展により人が集まってきて、「文明」が生まれたのだ、と。 文明が生まれた要因は、川だけじゃなかったんですね。  やがて、ヒッタイトの鉄器やスキタイの騎兵といった武器や戦闘技術が発展していって、大きな国が生まれる。 アッシリア

          3か月でマスターする世界史第1回    古代文明のはじまり カギは“遊牧”

          コズミックフロント☆NEXT 「惑星誕生のミステリー 1%の奇跡。」

           地球はどうやって誕生したのか、実はよくわかっていない 最近有力になってきた説では、宇宙にあるわずかなチリが集まってできたそうです チリが集まってできた、とは驚きです  チリが集まったにせよ、コンピューターでシュミュレーションしてみても惑星にはならない 氷のチリが固まったのではないか、とシュミュレーションしてみても、スカスカの惑星になってしまったり、水が大部分の惑星になってしまったりする どういうことなんだ・・・・・・  チリのアルマ望遠鏡が惑星誕生の瞬間をとらえた コン

          コズミックフロント☆NEXT 「惑星誕生のミステリー 1%の奇跡。」

          久しぶりのしおんずの集まり

           さきほど、樺沢先生のファンクラブ「しおんず」の人たちとZOOMで語らい合ってきました。 5人集まってくださり、久しぶりにしおんずの人たちと会うことができました。  樺沢先生の本から実践していることとかを各自話して、先生にまつわるゲームもやりました。 なかなか楽しかったです。 また参加してみたいと思いました。  それと、樺沢先生の出版記念セミナーが6月に大阪で開かれるそうなので、参加してみようかな、と思いました。 それにしても樺沢先生はまた本を出してずいぶん精力的ですね。

          久しぶりのしおんずの集まり

          古代史検証 大化の改新 

          関祐二:著  この本は、大化の改新を再検証した内容です。 「大化の改新」といえば、かつて大悪人蘇我入鹿と蝦夷を中大兄皇子と中臣鎌足が討ち果たした正義の事件だったと教えられてきました。 ところが、「日本書紀」などの書物を丹念によんでいくとどうもそうではないらしいです。  まず、改革は推古朝から始まっていて、大化の改新で一気に進んだわけではないこと、蘇我入鹿・蝦夷はむしろ改革派だった、ことを著者は明らかにしていきます。 蘇我氏が改革を遂行しようとする側だったとは知りませんでし

          古代史検証 大化の改新 

          歴史探偵 「藤原氏と平城京」

           今回は、平安時代に権力の絶頂を極めその後も千年以上生き残った一族「藤原氏」についての調査。  まず、藤原氏の権力繁栄の祖は中臣鎌足の子である「藤原不比等」によって。 不比等は「平城京」にでっぱりを作って、藤原氏の寺である「興福寺」を建立。 交差点で下から見えるようにし、自らの権力を誇示した。 そして、自らの孫である皇太子の隣に自分の屋敷を作って、いいように養育した。 こうして藤原氏は権力を握っていったそう。 このころから、天皇の后を自分の娘にして摂関政治みたいなことやって

          歴史探偵 「藤原氏と平城京」

          皇帝ネロの黄金宮殿

          コロッセオの下の埋まっているローマ皇帝ネロ「黄金宮殿」を取り上げた番組です。  黄金宮殿はあの暴君と言われた「ネロ」の作った宮殿だった。 日の光がホールにまばゆく輝いて黄金のように見えることから黄金宮殿を名付けられた。 八角形のホールは天上が(もしくは食堂の床)回っていたかもしれない、すごい技術! そして、天上は壁画で埋め尽くされていた。 古い時代だからとおって遅れているという発想は見直さなければならないそうです。  なぜネロはこの黄金宮殿を作ったのか。 それは、ローマが

          皇帝ネロの黄金宮殿