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竹落葉|十六夜の俳句【ひと色展】
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待つ人よ散らば散らなむ竹落葉
いざさらば散るとて散るらん竹落葉
サップグリーン
![](https://assets.st-note.com/img/1684501531148-jZL9NRoY56.png?width=1200)
イシノアサミさんの「ひと色展」の企画に参加させていただきます。
このサップグリーンは、イシノアサミさんも仰っているように渋い落ち着いた色合いで和風の雰囲気があって、まさに“深呼吸する草の色”ですね🍃
私にとってサップグリーンは、竹の葉を思い起こさせる色でした。
通常、落ち葉といえば秋の季節ですが、俳句では「竹落葉」は初夏の季語です。
竹の場合は、春になると地下茎で繋がっている筍に栄養分を与えるため、葉が黄色く色づいて落葉します。
そのため、「竹の秋」は春の季語になり、逆に竹がすくすく育って青さを取り戻す「竹の春」が仲秋の季語になっています。