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バーチャルツアーは体験型のメディアです/バーチャルツアーについて知る(1)

バーチャルツアーをご存知ですか

インターネットだけではなく、テレビや新聞、雑誌などでも「メタバース」「Web3」「DX」という言葉を頻繁に見かけるようになっています。
この記事をご覧の皆様も、こういった分野の情報収集や自社での導入を具体的に検討されている方も少なくないことでしょう。
「バーチャルツアー」についてはいかがでしょうか。あまり聞き慣れないという印象をお持ちになったかもしれません。しかし、バーチャルツアーにも皆様の業務の質感を大きく変える可能性と魅力があります。

今回から『バーチャルツアーを知る』と題して、バーチャルツアーの「いま」と「これから」についてお伝えしていきます。
あわせて6回の記事になる予定です。


ホテルのイメージ写真。ベッドが主役になっていることが多い。


上の写真のお部屋の全体の様子がわかる図。わかる・・?

バーチャルツアーを体験しましょう!

さて、皆様はこちらのホテル客室の図や写真をご覧になってどのようなお部屋かどの程度具体的にイメージができるでしょうか。
一般的なOTA(宿泊予約サイト)や宿泊施設のWebサイトではこういった図や写真と多少のテキストによって情報提供されていると思います。

コンセントの位置と口数、パソコンを使ってのデスクワークはしやすいか、クローゼットの容量といったことを知りたくても、そこまで詳細な情報は多くの場合、掲載されていません。
ホテル選びの際に自分ならではの基準を持っている方にとって必要な情報を考え出すとキリがありません。それらを宿泊施設サイトやパンフレットに掲載するのは難しいことです。

QRコードをスマホで読み取ってみましょう

普段お使いのスマートフォンやタブレット端末で上のQRコードを読み取ってもらえますか。

ブラウザに切り替わると、ログインなどの手続きも不要ですぐに客室の様子をご覧いただけます。
画面の中をタップすると自由に歩き回ることができ、隅々まで自分が知りたい部分を確認することができます。部屋の上からの視点もワンタップで簡単に切り替えられます。
これがバーチャルツアーです。

部屋を販売したいホテル側から情報を押し付けるのではなく、利用者が知りたいことを知ることができる環境を提供する。情報に接する時間が何十倍になることで、利用者の興味関心も高めることになります。

バーチャルツアーは…
実際にある空間をパソコンやスマートフォンなどを通じて体験できるようにデジタル技術で作成したものです。まるでその場にいるかのように空間を体験・見学できます。
情報を「体験する形」で伝えることができるのがバーチャルツアーです。本質的にはメディアであり、コミュニケーションツールです。


次回は「バーチャルツアーの活用シーン」についてお話します。
※この記事は以前「MICE JAPAN」誌に寄稿したものを一部編集したものです。

◎続きはこちらから。


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