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椎名いゆ
2020年3月10日 01:40
「老人と海」読みました。めっちゃいいじゃん!?わたしは勘違いをしていて、昔国語の教科書で読んだ少年の漁の話だとずっと思っていた。わたしの記憶では、老人を殺めた大きな魚と少年が戦う。当然ねつ造である。かなり後半になるまで「この老人はいつ死ぬんだろうな」と思ってた。馬鹿か。途中までは時代も背景もよくわかんないまま読み進めていたけど、一度漁のシーンに入ってしまえば俄然引き込まれる。すっご
2020年3月9日 00:02
中世に於ける一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜萃長い。タイトルが。自薦短編集内に収録されているので本文は長くないです。ひょっとすると草枕より好き。能若衆花若のくだり狂おしいほど好き。においたつあの優雅な時間の響き。霊感に満ちている。大きなものに抱かれている。旧字体の熟語はレースのように編まれてその機微をふるえてなお内包している。私達がこれらを手放したのはいつ?私達はこれらの言葉と一