【旅行】公共交通機関で行く【上田・別所温泉】の旅
『よろしくお願いしま~す!!』と叫びながらパソコンのキーボードを押す、そんな光景が私の脳には浮かびます。
かがやく緑の山景色と青く澄んだ空に白い雲。
年に1回はそんな景色を見たくなります。でも、人の多いところは嫌だしひっそりと出掛けたいんだよな。
と思って行くことにしたのが信州上田。
この頃は、大河ドラマ 『真田丸』で真田家が描かれていたので、上田のまちは真田十勇士であふれていました。
‘’ごめん。わたし、世界史派なんだ……‘’
※世界史の記事はこちらから
なぜ、このエリアをチョイスしたのかというと本屋さんで偶然見つけた、
『おとな旅プレミアム』に感化されたから。
写真が、もう本当に綺麗。
落ち着いた本のテイストで読みやすいし、 紙もなんだか上質な気がする。 この本を読むだけで品のいい大人になって、爽やかな風を感じて旅行ができそうと思った。
くるみ蕎麦
前置きが長くなったが、いざ 特急にて上田駅に到着。
(たぶん中央線のあずさ号だったのかな。)
のんびりあるいて、眞田神社のすぐそばにある蕎麦屋さん(あ、笑ってください。)にて、ランチ。
田舎蕎麦が胡桃のつゆに良く合います。
結構混んでいましたが、のんびり旅なのでちょっと並んで待ちました。平日なのに混んでいました。
そのあとは、眞田神社をお参りし真田幸村役の案内のおじさんに手を振り、上田城跡や柳町通りを散策。観光マップ片手にお散歩しました。
上田電鉄
ローカル線でいざ、別所温泉に向かいます。
観光マップやモデルルートを紹介した冊子が可愛すぎて、待ち時間に隅々まで読んでしまいました。
電車に乗って発車すると、『サマーウォーズ(細田守監督)』の舞台が私を迎えてくれます。 ‘’陣内家みたいに、大きなお屋敷ないかなぁ。‘’って探してみたり、きれいな田園風景をながめて、ゆらゆら揺れるとだんだん眠くなってきます。
心地の良い時間でした。
そこは小さなまちでした。
別所温泉駅に到着。
お宿に荷物をおかせてもらい、さっそく温泉街の観光へ。
信州最古の禅寺。
安楽寺に行く道中に蓮がたくさん咲いていました。何だか温泉街の雰囲気も相まって極楽浄土の世界に行くのかと、そわそわしたのを覚えています。
木造の三重塔、よかった。
この塔は日本で唯一の木造八角塔で、長野県で最初に国宝に指定されたのだそう。
(もっと近づいて見ることができますが、私はこの写真が好きで)
隠し湯へ
散策おわりに共同浴場 石湯に、チャンポン。
他に2つの浴場があります。せまめで地元の方メインなので、ささっとお邪魔させていただきました。
それから 北向観音が本当に風情があって最高でした。
この日は夜にお祭りがある日だったんだけど、あいにく雨で中止になってしまいました。参道に灯籠が並べられていて、夜はさぞかし綺麗だったんだろうなと思いました。
翌日は、
軽井沢方面に向かいます。
途中乗り換え中軽井沢駅で下車。そのあとは徒歩で 石の教会・内村鑑三記念堂 を目当てに足を進めます。
当時は‘’いつか、結婚式したいな~‘’なんてのんきに思ってたな(笑)
この日も結婚式の予定があって、 なんと見学不可…
残念…。
平日に行ったけど、それこそミサのある日に行かねば、だめか~?と思ってショックを受けました。ここまで計画したのに…。
というわけで、気をとりなおして 軽井沢高原教会 を少し見学することにして、厳かな気持ちになったあとは ハルニレテラス を散策。
当時オープンしたばかりだったので、人がたくさんいました。歩いてすぐの教会エリアは人がまばらなのに、周囲は本当に人がたくさんでした。
しなの電鉄にて、
そのあとは、また中軽井沢駅に戻って軽井沢駅に向かいました。
新幹線の時間まで周辺をプラプラ。プリンス・ショッピングプラザももちろん回ります。
軽井沢の駅前で、遅めのお昼ごはんをぱくり。気持ち程度のお土産を買って東京方面へ帰宅。
風情のある温泉地と、当時の最新スポットをめぐって、めでたし、めでたしの癒し旅。
❖
ちなみに
私は色々な旅の記録写真をFacebookで公開することが多く、かれこれ12年続けています。
この信州上田・別所温泉の旅は中でも反響が多く、Facebookを見た友人が『わたしも実は、写真見て行ってきたんだ』という人が2人もおりました。
ありがたや~。
さすが、『おとな旅プレミアム』プレゼンツ(笑)。
私が旅に賢い子みたいになった、充足感をありがとう。
ガイドブックの紹介地が少なくて残念なの。増やしてくれないかなぁ(笑)
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