見出し画像

今つらいのか、楽しいのか【The Art of the Growth】

前回のnote、『Art of the Growthー努力する者が楽しむ者に勝てるワケがない【刃牙道をふまえて】』の最後で、じゃあどうやって楽しんで取り組めばいいのか、という疑問点をあげて終わりました。

そこで今回は、その続編として

楽しんで取り組むには?

ということに焦点を当てて考えていきます。

ただその前に、そもそも辛いよねっていった話や、辛いのって果たしてマイナスなのって話もしていこうと思います。

※前回同様、22歳のあまあまの価値観なので、どんどんぶった切ってくれることを期待してます笑


1.そもそも辛いよねって話

画像1

あなたは成長・上達するために何かに取り組んでいるとします。基本的にそれには苦しさや辛さって付随してくるものなんじゃないの?って話をまず最初に。

 

人って成長するとき、変化するときには必ずと言っていいほど痛みを伴うものじゃないか。

・筋トレ(筋力や持久力をUPさせるために、筋トレで痛みを与える)
・成長痛(体の成長に体がおいついていない)
・価値観の崩壊/構築(自身のパラダイムの崩壊は過去の自分への批判も伴うこともあり、受け入れがたい痛みを伴うこともある)

つまり、痛みと成長は1セットになりうるものです(その痛みにきちんと向き合った場合)。それは、痛みがあるということは自身が成長しているということをわかりやすく伝えるものでもあるんじゃないでしょうか。

 

ライトな例を挙げれば、
僕は筋トレをしているんですが、体へのダメージがある程度ないと本当に筋肉に効いているのかわかりません。筋肉痛や筋肉の疲労感があってはじめてやりきった感や達成感を感じることができます。
また、筋肉は細胞が一度傷つくいて回復する過程で、超回復というものが起こります。この超再生によって細胞は肥大、または持久力がアップします。つまり、体へのダメージがあって体は成長するということを示しています。


この筋肉の例が適切だったかはわかりません。笑
しかし、僕がここで言いたかったのは、

痛みと成長は1セット
そう考えたら、現状に対して前向きになれるんじゃない?ってこと


2.果たして辛いのってマイナスなのって話

画像2

辛いのって本人からしたらすごい嫌だとは思うんだけど、客観的に見たらすごい良いことで羨ましいって話をしようと思います。


僕は大学のダンスサークルでリーダーをやっていた経験があります。そこでは、ダンサーの話を聞く機会がよくあったのでそこでの経験も踏まえて。

よく聞く悩みが、
「自分の悪い点ばっかり目にいって、それに埋もれそうで辛い」
という話。

本人からしたらすごく辛い期間だと思うし、このまま本番を向かえたら間違いなく後悔すると思います。でも、これ、僕から見たら羨ましい点もあって、また、いいなって思える点もあるんですよね。

・自分の改善点が分かっている
→僕はダンスで言えば、自分のダンスが大好きすぎて良い点ばかり目に行ってしまうタイプ。半年前の自分の動画を見たりしてもよくそんなこと思えたなって思うレベルなのに。笑
だから、自分の改善点が分かっているということは、目標地点が見えていて成長の余地がめちゃくちゃあるってことだと思う。

・これは特に正解がないことに取り組んでいる場合にでかい
→正解がないことの場合(ダンスで言えば、かっこいいかそうでないかを決める要因の中にスキルとは別に本人の美的感覚もあると思います)、目標とする像は自分で設定する必要があるでしょう。
正解があることの場合、リーダーやできる人の一方的なアドバイスだけでめちゃくちゃ成長できます。
しかし、正解がない、しかも本人になりたい像がないと、彼らはアドバイスをするのが難しくなってしまいます。それか、彼ら自身の価値観や美的センスを押し付けることになってしまいます。

・Howを学ぶ環境はある
これは限られた環境下での話になってしまいますが、教えてもらえる環境があるのはでかいと思います。
先程のダンスサークルの例で言えば、ダンサーはある悩みを持っていてもっとこうなりたいっていう像がありますよね。僕はそういうなりたい像に近づく、到達するための道を知っていることもあります。また、知らなかった場合、一緒に考えることもできます。(責任重大。。)

このように、【自分の至らない点がはっきり分かっていて、かつ、それを克服するための方法が見つかる場合】は成長する大チャンス。

本人からしたら嫌な期間だけれど、果たしてそれって長い目で見たときマイナスなのって話。


3.大事なのマイナス思考にとらわれないこと

画像3

成長に痛みは伴うもの。だけど、痛みばかりに目がいってしまうと危険だよねって話

これは、前回のノートにつながる部分もあるんだけど、マイナス思考って上達するときや集中するときって結構邪魔だと思ってます。

・フロー状態に入りにくい(前note参考)
・行動するのが怖くなってしまう
・自分に自身がなくなってしまう

ぱっと考えただけで、これだけ危ないなって思うことが浮かびます。

他の人と比べると成長が遅いこともあるかもしれない。理解ができないことが多いかもしれない。
でも、それは決してあなたがダメであるということではないですよね。大きくジャンプする前の準備期間かもしれない。または、その事に関する根本的な知識や経験が抜けてることに気づくきっかけかもしれない。

そうした可能性を開花させる将来をマイナス思考って奪っちゃってるんじゃないかって思うんですよね。


4.上達を楽しもう

画像4

これだけ上達や成長に関する僕の価値観を綴ったらもう十分です。笑

最後に具体的な、僕が物事を楽しむために意識的に取り組んでいることを紹介しますね。全部で7つ。

辛いのは良い、辛いのを楽しむ
これは最初に話したことと同じ。簡単に繰り返すと、成長には痛みが伴うし、その痛みを自覚できてるってことはそれを越えるための道もすぐ見えるはずだから、良いことじゃない?ってことです。
痛みは成長の証だと思えば、今感じている苦しみも、期待にあふれる苦しみになって楽しめるのではないでしょうか。

集中する
苦しいとか楽しいとかそんなことも思う余地がないほど集中した状態をフロー状態といいます。フロー状態に入るために必要なことの1つに集中力があげられます。
つまり、集中力高い時間を増やせば、苦しみも感じないフローに入れる可能性も上がります。集中する方法は調べればいくつもでてくるので調べてみてください。

僕がすすめるのは例えば、
起床1時間後にコーヒーを飲んだり(1時間以内だとストレス値が上昇する)。集中力が高い午前中に難しいことを割り振ったり。軽く運動したり(軽い運動はリフレッシュになって集中力を高めることが分かっています)。

・過去の自分と比較してみる
たしかに、今の自分を見たらダメなところがおおく落ち込んでしまうかもしれません。だけど、それってあなたが全く成長していないことを示しているわけではないですよね。自分で自分の取り組み量に価値を見出して誇りを持つには、過去の自分と今の自分を比較して、成長した部分にフォーカスするのも1つの手です。

・今できていること、楽しいことに目を向けてみる
今自分の周りに何があるのか、起こっているのか、一旦一歩離れて見てみましょう。辛いことだけではないはずです。
辛いことばかりに目がいって、できていることや楽しいことを台無しにしにためにも、今良いことに目を向けたいですね。

大人気漫画ONE PIECEでルフィがエースを失ったときに、ジンベエも言ってます。

「失ったものばかり数えるな。ないものはない。お前にまだ残っておるものはなんじゃ?」

・一生懸命取り組んでいる自分に自信を持つ

現状満足していたら成長速度は鈍化してしまいます。完璧を目指しつつも、自分がいまだ完璧ではないことをいつでも受け入れる必要があります。
しかし、完璧主義者のかたに多いんですが(僕も少しそのけがある)、完璧でないと今の自分に自信が持てないってこともありますよね。

そんな人は、今の自分ではなく、成長するために一生懸命取り組んでいる自分の姿に完璧を求めてみてはいかがでしょうか。僕も、完璧を求めすぎて行動を起こせなかったりすることがあるんですが、「自分は成長するためにめちゃくちゃ行動に移してきた」という自負が今の自分に対する自信にもつながっています。

・これからの自分の軌跡をイメージする
先が見えないトンネルは不安ですよね。大人気漫画HUNTER×HUNTERでゴンたちが受けたハンター試験の1次試験もゴールが見えないトンネルをひたすら走りつづけるという過酷なものでした。

先が見えなくて不安ならイメージしましょう。自分が活躍している未来を。また、どのような姿になっているのか、なりたいのかをイメージすること。それは、今取り組んでいることの方向性があっているのか、また、適切な取り組みと言えるのか、の判断にもなります。

・チーム/組織全体の方向性と自分の方向性をすり合わせる
これはある集団の中で個人が取り組んでいる場面を想定しています。
苦しいときや不満があるときの要因の1つに、組織全体の方向性と自分個人の方向性が違う方向を向いている、または、重ね合わせられていない、ということがよくあります。(サークル活動の経験など)

組織の一部な以上、完全に個人の好きなように取り組むというのはなかなかできないですよね。しかし、そんな環境でも楽しんで取り組んでいきたい。そのために、組織の取り組みを自分ごと化することが楽しむための1つの方法だと思ってます。

僕らが高校で習った数ⅡBのベクトルと一緒ですね。
完全に方向が逆なら、組織から、またはそのプロジェクトから抜けたほうが良いでしょう。
少しでも方向が同じなら、共感できる要素に焦点を当てて取り組みます。
そうすることで、組織が目指している方向に自分も向かいたい、そう思えると思います。

 

まとめ

画像5

前回に引き続いて、Arts of the Growth(成長のコツ)について綴っていきました。僕が思う大事な考え方は

辛いのって当然じゃない?
・辛いことって果たしてマイナスなのって話
・辛いからと言ってマイナス思考に走ってはいけない

ってことでした!

最後の具体的な方法については、あくまでIYO、僕自身の方法なので、是非自分にピッタリの方法を探してみてください。


この記事が参加している募集

自己紹介

サポートしていただけたら励みになります!頂いたサポートはより良い記事の更新のために利用させていただきます。