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推し漫画「ガンニバル」について語りたい。

投稿:2022年3月17日
更新:2023年11月5日

※この記事は元々別名義のアカウントで作成したものですが、この雑多アカウントを作成するに当たり記事を移しました。
上記の通り2022年3月時点の内容が主になっておりますが、一番下の方に直近のことも加筆しました。
無駄に長いですので、お暇な時にお付き合いいただけたら幸いです。


1.推し漫画「ガンニバル」について

こんにちは。
私、自他共に認めるオタクですけども。
最近、単行本で読み続けていた漫画がついに完結され、まるで一つの時代を終えたかのような寂しい気持ちになっています…。
決して万人受けするような内容でないのですが、これは今から読んでもアリだと個人的に激推しなので、紹介させてください。

「ガンニバル」二宮正明・作 / 日本文芸社 全13巻(2022年に完結)

「ガンニバル」二宮正明・作 / 日本文芸社 全13巻(2022年に完結)

こんな人にオススメです。

・サスペンスが好き。
・ホラーが好き。
・オカルトが好き。
・村八分ネタが好き。
・因習ネタが好き。
・脳内補完が好き。
・猟期殺人に耐性がある。
・暴力描写に耐性がある。
・18歳以上である。

【あらすじ】
とある日本国内の小さな村に赴任してきた警察官・阿川大悟。
住民達に温かく歓迎され、快く新しい生活を始めようとしていた矢先、一つの通報が全てを一変させる。
山奥で発見された一人の高齢者女性の遺体には不審な点が多く、またその遺族達と関われば関わるほど、その異様さに呑まれていく。
正義感の強い大悟は負けじと調査を進めていくが、次第に親切だった住民達との関係性にも変化が表れ始め、その危険性は大悟の家族にまで忍び寄る…。

ネタバレを極力抑えると、こんな感じです。
陰湿さの奥に潜む恐怖に引き込まれました。
私、考察大好きマンなので、中盤から時系列を整理して大真面目に考えたりして、そこから見えてきた伏線にワクワクしたり、しかし実際は予想の遥か斜め上の展開だったりして「これは最終的に一体どうなるのッ!?」と激しく動揺したり、とにかく約一年間ずっと夢中でした。
そして後半は、ちょいちょい泣きました。
もしかしたら「これ、本屋で見かけて少し気になってた!」という方も少なくないのではないでしょうか。

「羊たちの沈黙」のハンニバル・レクター博士を彷彿させるタイトルだと思った、そこのアナタ。なかなか鋭いですよ~。
そう、この「ガンニバル」は、カニバリズム(食人文化)がキーなのです。
現代でもマタギとして生活している人は国内外にいますし、そういう人達にとってはカニバリズムにも寛容かもしれませんが、この漫画では「どうしてカニバリズムは問題なのか」が明確に指摘されている点も大きな魅力の一つなのです。
個人的にカニバリズムに寛容な人ほど「状況が状況なら自分も人を補食するだろう」、「もし自分が補食される側なら、痛みも無く楽に処理して欲しい」なんて都合良く考えている人達がいるように思われますが、そんな人達にも「ガンニバル」は是非オススメしたいです。
その価値観、きっと変わるかもしれませんよ。

2.「ガンニバル」実写ドラマ化が決定!

そして、この「ガンニバル」を完結後もなお推したい何よりの理由が、こちら。

「柳楽優弥と『岬の兄妹』の片山慎三がタッグ、『ガンニバル』ディズニープラスでドラマ化」(映画ナタリー)

「ガンニバル」、実写ドラマ化が決まったんですよ…。
しかも、まさかのディズニープラスで…(笑)
大悟を演じる役者さんは、何と柳楽優弥さん!?
これには本当に本当に面食らいました。
最終巻が発売するタイミングで続報を期待していたものの、新たな情報は未だ発表されていないままで肩透かしでしたが、期待値は高いですよね。
「漫画の実写化は高確率で失敗する」という炎上商法がビジネスモデルとなり久しいですが、「ガンニバル」は内容が内容なだけに非常に攻めている企画だと思います。
むしろ「原作に忠実なのはマズイので、オリジナル展開で結構」と思える実写化は、なかなか無いのではないでしょうか。
ただ実写ドラマ化する上で「西川きよしと小日向文世は絶対に出演して欲しい!!」と、ファンとして声を大きくして言いたいです(笑)
その点さえ押さえてくれたら、後はもう自由にしていただいて大丈夫です。
放映開始時期が確定したら、私、ディズニープラスに加入したいです。
そもそも私はdocomoユーザーですので。

「実写化するなら予習したい」と思った、そこのアナタ。
上記の「こんな人にオススメ」に該当するなら、是非とも読んでみてください。
きっと満足いただけることでしょう。

3.(追記)「ガンニバル」実写ドラマ版 第2期の制作が決定!

皆様、ガンニバル実写版は御覧になりましたでしょうか。
実写版の内容は、原作の6巻あたりまでの内容を上手く作っていましたね。
私「漫画の実写版なんて、ましてやガンニバルを実写ドラマ化なんて、色々と大丈夫…?」と身構えておりましたが、杞憂でした。
「漫画の実写化はなぁ、こうするんだよッ!!」と制作陣の熱い意気込みでブン殴られた思いです。
存外に良くて、アレンジされた部分も制作陣の原作リスペクトを感じさせるもので、第2期を待ち遠しく感じる日々でした。
西川きよしと小日向文世は残念ながら出演していませんでしたが、そんな些細なこと等どうでもよくなるくらいには概ね原作に忠実で本当に良い意味で驚かされました。

そして、ついに公式の第2期の情報が解禁されました!

ついに来ましたね!
果たして本当に第2期で収拾がつくのでしょうか!?
まだ現時点では配信日が未定ですが、早くて年末年始あたりだと個人的には嬉しいですね。
過去編の役者さん達がどなたなのかも気になるところです。
これを最後まで拝むまでは何が何でも生きます!

※2023年11月5日 補足
ガンニバル実写版の第2期、配信時期は「2024年末秋配信予定」だと、下記のボランティアエキストラ募集の項目に明記されていました!!
これは実質的に公式の発表ですね(笑)
我こそはという方は応募してみてはいかがでしょうか。

今まで「第2期の配信は2023年5月か!?いや7月!?」だの根拠のない煽りで釣ってアフィリエイトで収益を得ていたク●ブロガーも結構見受けられましたが、今どんな気持ちなんでしょうか?
ようやく信頼できる情報を得られたので、ソワソワ落ち着かない気持ちからワクワク楽しみな気持ちになれました。
配信日が待ち遠しいですね~。

以上、最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました!

(ネタバレも含む記事については下記をどうぞ。)


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