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「転職」か「独立」か?人生を主体的に生きよう。

こちらの本👇
タイトルに「おっ」と思い、手に取りました。

📚働き方が変わった今、「独立」か「転職」か迷ったときに読む本(佐藤 文男)

私自身、異業種異職種の転職を3回。
起業支援に約5年携わった経験があります。

そこで、独自の見解も入れて、この「独立」VS「転職」について思うことを率直に書きます。

会社員をしているけれども、

  • 今の働き方にモヤモヤしている

  • これからの将来を考えると心配だ

  • 会社員を脱して独立したい

という方は、最後までお見逃しなく!
(つい、熱くなって3,000文字を超える大作に)

※文章内で出てくる「独立」「起業」は、どちらも同じ意味で使っています

1. 独立<副業(複業)<転職

きっと、この記事をご覧になっている方のなかには、独立に向けて少し自信が無いという方もいらっしゃるのでは?

独立は、決して簡単でないです。個人事業主でも法人でも、起業することは簡単になりました。しかし、事業を続けられるかは別問題です。

【起業1年の廃業率】
・個人事業主:37.7%
・法人:20.4%

【起業3年の廃業率】
・個人事業主:52.4%
・法人:37.2%

中小企業白書 (2006年版)からのデータを基に記載

実際、起業支援をしていた時の話ですが、運転資金がショートして、1年位で事業を継続できなくなってしまう方も多々いらっしゃいました。

ご自身が、「圧倒的に秀でた部分があるわけではない一般人である」という認識のある方。まずは転職することで、知識・スキルや取引先などを確保していくことが現実的です。
もしくは、現業をしながら、副業(複業)という形で、起業の準備をすることも良いでしょう。

とにかく、一足飛びに独立してしまうのは、非常にリスクが大きいです。

ちなみに転職については、ご紹介した本にこのように書かれていました。

リーマン・ショック以前と比べて、同業種異職種よりも異業種異職種の方が転職しやすいと。
異業種異職種の転職は、未経験なため、条件が下がる場合もあります。しかし、独立を目指して挑戦するならば、有効な一手ではないでしょうか。

また、もし独立時に開業資金など借り入れを考えている場合。
金融機関の立場として、独立する事業の経験がない限り、融資に対する見方が厳しくなります。なぜなら、貸したお金を返済してもらえそうかという判断材料がないためです。

夢や希望をもって独立を目指す方からすると、「なぜ、この事業計画が認められない(=融資が出ない)のか!」と嘆く人も多いです。
しかしながら、金融機関は非営利組織ではありません。貸したお金に対する金利で事業運営しています。

そのため、貸したお金が返ってこないということは絶対に避けなければなりません。ということで、独立する分野での経験がなければ、見方が厳しくなるのは当然といえば、当然なのです。

そこで、起業する分野での経験と資金確保の観点から、異業種異職種への転職チャレンジを考える価値はあります。

なお、私も異業種異職種の転職経験者です(しかも3回)。

大手企業ではなく中小・ベンチャー企業で勝負

私は、大手企業でも中小・ベンチャー企業でも勤めた経験があります。
働き方の違いを、これでもかという程、実感しました。

もしも現在独立を考えている大企業に勤める方で、将来独立したい思いがあるなら、次のステップとして私は中小企業やベンチャー企業に転職して役員を目指すことをおすすめします。

『働き方が変わった今、「独立」か「転職」か迷ったときに読む本』P224から一部抜粋

そして現在、私が働いているのはベンチャー企業です。
今までの経験から思う、大手企業との違いを簡単に列挙します。

独立の前に、転職という選択肢を取る場合、大手企業よりも規模感が小さな中小・ベンチャーで経験を積むことは実務経験の幅が広がります

違い1:スピード感

ベンチャーでは、稟議や事業内容の決定など仕事の進め方はどれもスピーディーです。圧倒的に小回りがききます。

また、細かいことにもこだわっていられません。こだわる必要もないのです。そのようなことより、重要なのは事業・仕事のコアです。重要なことから優先順位をつけて対応します。

起業したら、最初は自分一人で何でも行う必要が出てきます。
このスピード感やリソースが限られる中で重要なことから対応する術を身につけておくと、後々困らなくなります。


違い2:業務の効率性

ベンチャーでは、無駄な事務作業・処理はしません。していたら、仕事がオーバーフローしてしまいます。

また、様々なITツールやクラウドサービスを活用します。これらは慣れないと使いこなせないです。

起業したら、最低限チャットツールやオンラインストレージを使って業務を進めることになるでしょう。ゆくゆくは、事務処理などアウトソースすることも視野に入れる必要もあります。最近では、オンライン秘書サービスも増えています。

事務作業は極力少なくし、身軽に仕事をこなせると良いです。


違い3:多様な人との関係構築

ベンチャーでは、業務委託やアドバイザーなど多様性のある人たちと働くことが多いです。それぞれの立場から意見を交わし、仕事をする経験が豊富にあります。

また、基本的には大手企業のような年功序列制度ではないので、早いうちから人をマネジメントする機会に恵まれます。さらに私の場合、地方在住の完全フルリモートの方と一緒に仕事をしています。

1度も対面せず、オンラインのみで関係性を築いてきました。

起業したら、クライアントやパートナーなど、オンラインのみで仕事をする場面もあるでしょう。
人の多様性や対面に寄らないマネジメントなど、今の時代に合った働き方を体感しておくとギャップが少ないです。

2. 自分ブランディングはあるか

独立するということは、人から選ばれるということです。
今まで勤めていた会社の看板を外したら、最初は無名な人も多いでしょう。

あなたを差別化してくれる、あなたのブランディングは何ですか。残念ながら、ブランディングは、お金を出せばスグに買えるというものではありません。

まずやるべきは「自分のアイデンティティは何なのか」を振り返ることです。他と差別化できるアイデンティティを持つことは、皆さんのブランディングを強くしてくれます。

『働き方が変わった今、「独立」か「転職」か迷ったときに読む本』P234から一部抜粋

今までの仕事・人間関係・趣味・知識やスキルなどを振り返りましょう。
そして、SNSで情報発信をしていく姿勢がファーストステップではないでしょうか。

行動することで見えてくることは沢山あります。
ちなみに、メンターがいると心強く進めますよ。

3. 最後は、自分自身で選びやり抜けるか

元も子もないことを言います。
最後は、ご自身で動き選んだ道をやり抜けるかが重要です。

現状維持、転職、副業、起業…。
たとえ選んだ道が、世間一般の見方から成功 or 失敗したとしても、あなたがに悔いが残らないように、精一杯チャレンジしたか否かが大切です。

決して、世の中の評価に流されずに
『自分はどうしたいのか』


どうか、心の声とご自身の価値観を見極めてください。
近々、どなたかのチャレンジを応援できるように、メンターサービスを始めようと思います(人数限定)。

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