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菅直人元総理が橋下徹氏や維新は「ヒットラーを思い起こす」とツイート! 橋下氏が「国際的にはご法度」と抗議すると、 「聞いたこともない珍妙な理屈」と批判が殺到!! 維新はなぜか「私人」の橋下氏の名前を出して立憲民主党に抗議! 2022.3.3

 (文・IWJ編集部 文責・岩上安身)

 立憲民主党・衆議院議員の菅直人元総理が2022年1月21日、橋下徹氏や日本維新の会について「ヒットラーを思い起こす」とツイート。これに対して橋下氏が「ヒットラーへ重ね合わす批判は国際的にはご法度」と反論。さらに維新の会が、「私人」のはずの橋下氏の名前を出して立憲民主党に抗議するなど、騒動が広がった。

 ところが、橋下氏サイドの反論や抗議は、最初から根拠がぐらついていた。

 橋下氏の主張は、SNSで「聞いたこともない珍妙な理屈」と批判された。そもそも橋下氏自身が、京都大学の藤井聡教授を「安もんのヒトラー」と、「国産的にご法度」のはずの「ヒトラーへ重ね合わせ批判」罵倒した過去がある。

 また、石原慎太郎氏や読売新聞の渡邉恒雄主筆が橋下氏をヒトラーに重ね論じた事実も掘り起こされた。特に読売の渡邉主筆は、橋下氏の政治手法の観点から、まっとうな批判を論じている。ところが今回、橋下氏は反論の中で、渡邉主筆の批判に触れていない。それはなぜか!?

 一方、橋下氏のテレビ番組に出演した立憲民主党の泉健太代表は、民主党若手議員が「ヒトラーユーゲント」と揶揄された例など「枚挙にいとまがない」と常識論で橋下氏に反論すると、橋下氏はなぜがそれ以上追撃しない。できなかったのか? そして橋下氏の反論の根拠「国際的にはご法度」の主張も、この番組内の発言で、「個人的な主観」にまで矮小化していった。橋下氏の主張は、その時々で変わり、支離滅裂の様相を呈した。

 さらに、れいわ新選組の大石晃子衆議院議員は、維新の馬場伸幸議員が、ALS患者の舩後靖彦議員に、「尊厳死」の「議論の旗振り役になるべき」と迫った事実を上げ、維新こそヒトラーの優生思想や大量殺人の問題を理解しない、「許しがたい差別思想の垂れ流し集団」と厳しく糾弾した。

 詳しくは記事本文を御覧いただきたい。

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▲菅直人元総理(IWJ撮影)

菅直人元総理が橋下徹氏や維新を「弁舌の巧みさでは第一次大戦後の混乱するドイツで政権を取った当時のヒットラーを思い起こす」とツイート!

 立憲民主党・衆議院議員の菅直人元総理が、橋下徹氏や日本維新の会について「ヒットラーを思い起こす」とツイートしたことが、大きな波紋を広げている。

※この記事はIWJウェブサイトにも掲載(https://iwj.co.jp/wj/open/archives/503063)しています。
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