Appleがコロナウイルス後に事業転換したVR企業「SPACES」を買収【#76】
今日のトピックは昨日に続いて「AppleによるSPACESの買収」について。
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VR/ARの会社を設立した大学院生(@iwhododo)です。
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この記事のまとめ
Appleがビデオ会議アドオンを開発するSpacesを買収
Spacesは元々VRアトラクションを開発
AppleはARだけでなくVRにも注力している模様
AppleがSpacesを買収
昨日のnoteでまとめたトピックは「Appleが買収していたことが明らかになったAR関連のイスラエル企業・Camera」についてでした。
関連記事：Appleとイスラエル企業の知られざる買収【#75】
本日もAppleの企業買収について。
Appleが新たに傘下に加えたのは「Spaces」というVRスタートアップ。VR空間での会議やプレゼンテーション、コラボレーション作業のソフトウェアを中心に開発しています。
元々はVRゲームの体験型アトラクションを提供していた「Spaces」。日本でも先日閉店したジョイポリス渋谷で遊ぶことができました。
関連記事：また閉店・・・。「VR体験施設」がteamLabになれないカルマ｜今日の「ヤバい！VR」#18
しかしながら、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響が大きく、ピボットすることによって最近ではVR空間とアバターを使う仮想カンファレンスと、既存のSkype や Zoom、Meet といったデスクトップベースのリモート会議システムをつなぐソフトウェアを提供していました。
類似のゲームサービスを展開し、ウィル・スミスやケイティ・ペリーといった著名人も出資していた「Sandbox VR」が新型コロナウイルス(COVID-19)によってああ破産保護を申請していた事例を見ると、Spacesの事業転換と買収はうまく機能したものと思われます。
関連記事：ウィル・スミス、ケイティ・ペリーも出資したSandbox VRが破産保護を申請【#69】
AppleはこれまでAR戦略に力をいれ、ARグラスを開発中であると噂されていましたが、昨今はVRに関連するニュースを耳にすることが増えました。
関連記事：【VR/AR】 AppleがWWDC20で見せた帝王の布石
実際、先日もVR特許を出願していたと報道されています。
関連記事：AppleがVRの特許出願、リアルな世界との衝突を回避【#70】
新型コロナウイルス(COVID-19)に流行によって市井だけでなく、Appleのような大企業も変革していく昨今。今後も新しいニュースが期待されます。
さらにニュースから各企業の全貌も窺い知ることができるはずです。
関連記事：【総説】GAFA各社のVR/AR戦略【#30】
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過去のnoteはこちらにまとめています。
出典：9to5mac. Apple reportedly acquires VR startup ‘Spaces’
会社のみんなとドーナツ食べます。