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ウィル・スミス、ケイティ・ペリーも出資したSandbox VRが破産保護を申請【#69】

今日のトピックは「有名人も多数出資しているVR体験施設のSandbox VRの破産申請」について。

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こんにちは、こんばんは。
VR/ARの会社を設立した大学院生(@iwhododo)です。
VRは注目の高い領域だけに、日々大量のニュースを目にします。
そこで毎日1つだけVRに関連したトピックを取り上げてお届けしています。
※ちなみに選定基準は100%の独断と偏見に基づきます。

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現在、大学生・大学院生を中心に友だち、サークル、バイトなど、コロナの影響で困っていることをヒアリングしています。ぼんやりとした悩みやご相談でも構いません。こちらまでDMいただいたり、noteにコメントを残していただければ幸いです!

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Sandbox VRがアメリカで破産申請

VR体験施設を運営する香港のスタートアップ企業・Sandbox VRの米国拠点である子会社・Glostation USA Inc.が破産申請をしました。新型コロナウイルス(COVID-19)による施設閉鎖の影響が大きいと見られています。

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既に4月に前CEOのSiqi Chen氏を含む80%のスタッフを解雇し、現CEOのSteven Zhao氏は6月の時点で「収入の100%を失った」とピボット(方向転換)と解雇を予定していました。

Sandboxはこれまで8,000万ドル以上の資金調達を実施し、エミー賞歌手のJustin Timberlake、「クイーン・オブ・ポップ」であるKaty Perry、Katy Perryのパートナーとしても知られる俳優のOrlando Bloom、さらにWill Smithなどの著名人が出資しています。これまでにも同社はAlibabaやスタンフォード大学から投資され、VR体験施設としてはもっともリソースが豊富です。施設のうちいくつかは既に再開も始まっています。
それでもなお厳しい現状が今回明らかになりました。

国内も厳しいVR体験施設

国内でもVR体験施設は苦しい現実があり、下の記事にまとめています。

ただし、上で記載している「MAZARIA」も8月で施設を閉鎖すると発表。渋谷センター街にあるアドアーズの「VR PARK TOKYO」も同様です。

コロナ禍のVRが行く先

体験施設で遊ぶことが難しい一方で、旅行や不動産の内見などにVRを活用する企業がさらに増え、需要が高まっています。もっともこれらは多くの場合、スマートフォンを用いた簡易的な360度動画を提供しているので、VRゲームのような体験は難しいものと思われます。

BtoCとしてのVRでは体験施設ではなく、クラウドファンディングを活用してユーザーと作品を創出するVRゲームや、VRChatやclusterのようなバーチャル空間でユーザー同士の交流を広げるSNSが注目されています。

World Maker Inc.について

World Maker Inc.ではAR・VRで新しい日常を探索していきます。
一緒に検証していただけるパートナー開発メンバーを随時募集中です。
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特に現在Unityエンジニア/3Dモデラーを募集しています。学生も歓迎です

noteは毎日更新しています。昨日のトピック「VR版『ミラーズエッジ』ともいえるパルクールゲーム『ストライド』」です。

明日も更新予定です!ぜひフォローしてマイペースにご覧ください。
過去のnoteはこちらにまとめています。

出典:WSJ.com Virtual-Reality Company Sandbox VR Files for Bankruptcy ほか

会社のみんなとドーナツ食べます。