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なぜ、子どもは可愛いのか

そろそろ、なぜ子どもが可愛いのかを言語化したい。


子どもは可愛い。
多くの親がそう感じているだろうし、親でなくてもそう感じているヒトも多いと思う。個人差はあるしそう思う思わないは自由な前提だが、一般的な価値観として広く定着している気がする。

そこで「なぜ、子どもは可愛いのか」を掘り下げてみたい。
自問自答で納得感のある答えにたどり着けるか試してみたい。

ざっと思いつくままに書き出してみる。
・可能性に溢れた未来があるから
・顔のパーツが中心に集まっているから
・触感がやわらかく五感に訴えかけてくるから
・幼さ、あどけなさが感情に訴えかけてくる
・あざとさがなく常に全力120%だから
・純粋、素直だから
・未熟だから発展途上だから
・誰もがはじめは子どもだったから(昔の自分を投影)
・社会で大切にすべきとされているから
・将来、国民の義務と権利を担う存在だから
書き出してみると、子どもの適した装いと大人に適した装いがあるような気がする。例えば、ある程度歳をとり大人になったら「常に全力120%」では心配になったり、素直すぎても不安になるかもしれない。逆に10歳にも満たない子どもが成熟した考えをもち社会的にも立派とされる立場に立っていたら、「可愛い」という言葉は不釣り合いな気がする。

また、大きな区分けとして可愛い要因として
①身体的特徴
②精神的特徴
③社会的立場
の3つの要素がありそうだ。
この3つの要素によって守られるべき、慈しまれるべき、可愛い存在として成立するのかもしれない。また、この3つの要素は子どもの発育段階によって割合が変わっていくような気がする。だんだんと①身体的特徴が大人に近づき、②③の割合が高まるイメージ。

さらに別な考え方として「感情に直接訴えかけてくる感覚的可愛さ」と「文化的背景や子ども特有の思考による論理的可愛さ」もありそうだ。子どもが現代の子どものように可愛がられて育てられるようになったのは直近100年くらいだと思われ、乳幼児死亡率が高かったであろう昔の時代は「愛しすぎてしまっては精神がもたない」という状況があったのかもしれない。

👆のような妄想を経て
「なぜ子どもは可愛いのか」の自分の答えは、
五感から脳髄に刺さる可愛さ+子ども特有の考え方の可愛さ+文化的背景ではないかと感じました。

なにとぞ。

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