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アフリカに届けた絵本の紹介〜経験談〜

前回、絵本の紹介として内容をメインに書きました。

なので、今回はこの内容に至った私の経験や経緯なんかを書かせていただきます。
この記事だけでも楽しめるようにします!

ただ、お時間があればも前の記事も読んでくれたら嬉しいです!



絵本の内容は、
繰り返しを楽しみ起承転結をハッキリしシンプルなもの
これが、前回の記事で書いたことです。

その絵本の内容にした理由は
発展途上国の絵本に慣れていない子にも楽しんで欲しいから


日本には山のようにある絵本。
しかし、私のいたブルキナファソという国ではほとんど見たことがありません。


そのため、子どもたちは絵本を見ても教科書と勘違いしてました。

「絵本ってね、教えるものじゃないんだ。

 みんなが感じとるものだよ。

 みんなが何を感じるのか、先生すごい楽しみ」


こんな導入で、何千人の子どもたちに絵本の読み聞かせをしてきました。

街中の幼稚園
小さな村の幼稚園
幼・小・中が併設されている場所
絵本1冊の読み聞かせにこれだけの人数が集まった。ちょっとだけ帰りたくなった


た〜くさんの子ども達と読み聞かせをしてきてわかったこと。

年長さんだろうと長いストーリーの絵本はまだ早いということでした。

乳児向けとか参加型の絵本の反応がいい。
そりゃそうだ、人生初めての絵本だもん。


『おおきなかぶ』や『だるまさん が』大好きだった。
何度も「よんで!」ってせがまれ、服を引っ張られた。

この子たちに“大好きな絵本”っていう存在をプレゼントできたのも人生の誇り


だから、この子達にどんな絵本を読んであげたいのか考えた時
繰り返しを楽しみ、起承転結をハッキリさせたシンプルなもの




そして、私は一目瞭然の外国人

外国人を見たことがないこの子たちにとって、私の存在は本当びっくりしたと思います。



そんな私だからこそ、読みたいと思った絵本の内容は
“海外の面白さ”を伝えること。

色んな肌・髪・瞳の色があり、文化も違う。
“世界って面白いだろ!?”っていうメッセージは現地の先生よりも、外国人の私の方が伝えられると思った。


そんな想いが重なってできたのが
『せかいの おようふく』です



想いも時間も情熱もたくさんかけてきました。
でも、誰かに届かなければ自己満足

自己満足も好きだけど、その1歩先へ。
国境を超えて誰かの手に届き、心に届くよう活動を続けます!

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