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【ローカルプロジェクトの学校】オンライン説明会イベントレポート

0818オンライン説明会

9月4日(土)から始まる「ローカルプロジェクトの学校」のオンライン説明会が8月18日(水)夜に開催されました!

この「ローカルプロジェクトの学校」とは何をするのか?
地域に必要な「ディレクター人材」ってどんな人なのか?

プログラムをご一緒する講師陣と一緒に、とことん語りました!

ローカルプロジェクトの学校とは?

ローカルプロジェクトの学校(8月19日以降)

 ローカルプロジェクトの学校は、地域をフィールドにした「ローカルプロジェクト」をやってみたい!関わりたい!という人を「ディレクター人材」に育てるプログラムです!

 岩手県県南地域(=南いわて)と宮城県・仙台市の人々が、地域への新しい関わり方の形を見つけることを目的としたプログラムです。

 私たちは、地元の文化・風土を活かして新しい価値を生み出す、地域に根ざした企画や取り組みのことを、「ローカルプロジェクト」と呼び、そのローカルプロジェクトに関わり、価値や成果を高める人のことを、「ディレクター人材」と呼んでいます。

 実際に南いわてでローカルプロジェクトを手掛ける会社・団体に関わることで、地域で活動するうえで必要となる考え方や実務を学び、「ディレクター人材」を育てていくプログラムです。

 9月4日(土)、11日(土)、25日(土)の3回のプログラムを通じて、

【1】座学:ローカルプロジェクトのディレクションの考え方や実務を講師陣から学びます。

【2】演習:講師から出される宿題やテーマに基づいて、1人ひとりが「企画」を考えます。

【3】講評:その「企画」を評価し、特に優れたものは実現に向けて実際にローカルプロジェクトをスタートさせます!

 ひょっとすると、南いわてという地域や関係する事業者や団体と複業的関わりが生まれるかもしれません。

※ローカルプロジェクトの学校の詳細は コチラ をご覧ください!

いま地域に必要なディレクター人材とは?

 8月18日(水)のオンライン説明会には、「ローカルプロジェクトの学校」の講師陣となる

・富川岳さん(株式会社富川屋/ローカルプロデューサー)
・高橋裕子さん(株式会社祭り法人射的/アートディレクター)
・川島佳輔さん(株式会社COKAGE STUDIO/クリエイティブディレクター)


の3名に自社の事業や携わるプロジェクトを紹介していただきながら、いま地域(=南いわて)に必要となるディレクター人材とはどんな人なのか?どんな要素が必要なのか?…などなど、様々なディスカッションが交わされました。

※オンライン説明会の告知ページは コチラ をどうぞ!

 遠野市で地域文化を軸にローカルプロデューサーとして活躍する富川さんは、

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いま求められるのは、「プロデューサー形のプレーヤー」です。何かの専門家でなくても、誰かと誰かの間に立って物事を動かしていく人が必要だ。

 というコメント。規模の大小は問わず、クライアントやプロジェクトに関わるステークホルダーとの間に立ち、意見や期待値、役割を調整しながらプロジェクトを前に進めていける人の存在が重要だということでした。

 北上市を拠点にローカルクリエイティブカンパニーとして県内外の企業とプロジェクトを行う祭り法人射的の高橋さんは、

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ディレクター人材に必要な要素というのは、「発見する・繋げる・まとめる・伝える」ことができる人です。一つのプロジェクトに対しても、複数の人や物事を繋げていく必要があるし、それをまとめ上げて必要な人に伝えるところまでを一気通貫でできる人が必要不可欠。

 というお話をいただきました。ローカルプロジェクトを担う人に求められる守備範囲の広さや深さを考えさせられるお話でした。例えば、デザイナーやフォトグラファー、イラストレーターといった専門技術がある人が「ディレクション技術&経験」を身に着けたら、市場価値が高まるかもしれない。あるいは、営業職や事務職の人でも、様々な仕事を「ディレクション」的視点で考える&実務ができるようになると、生み出せる価値や仕事の範囲が広がるかもね、というディスカッションも印象的でした。

 最後に、奥州市で託児所付きのカフェ「Cafe&Living UCHIDA」を運営しながら、デザイナーやクリエイティブディレクターとして活躍するコカゲスタジオの川島さんからは、

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シンプルなんですが、「飽きない人(飽きにくい人)」かなと。ローカルには、長い目で見ないと成果が出ない取り組みが多いからこそ、一見光が当たらない仕事にも、取り組み続けられることが大事。

 というお話をいただきました。確かに、ローカルプロジェクトって、すぐ何か目に見える成果が出にくく、長い時間をかけることで成果が生まれてきたり、ポジティブな変化につながるケースも多数あります。

 そういう意味では、自分と地域のペースを合わせながら、長距離走ができる人が向いているのかもしれません。もちろん、そうではないタイプの人も、うまくハマるケースはありますが。

 ゲストの皆さんの視点や考え方を比べるだけでも、ローカルプロジェクトを担うディレクター人材の多様さや奥の深さが感じられます。

「ローカルプロジェクトの学校」の参加方法

 そんな、ローカルプロジェクトを担うディレクター人材をみつけて、一緒に成長していこう!という今回のプログラム。

参加無料ですが、参加対象者は

①仙台市をはじめとする宮城県にお住まいの方
②すべての講座プログラムに参加が可能な方


となっております。「ローカルプロジェクトの学校」の詳細を コチラ からご確認いただいた上で、下記URL(参加登録フォーム)からお申込みください!

【参加登録フォーム】 https://forms.gle/gmrU3usCDkhk7A1F7

 ちなみに、8月27日(金)正午時点では、あと2人~3人で定員となります!気になる方はお早めにどうぞ!

上記URLより8月31日(火)18時までにご入力ください。
ご登録いただいた方へ、詳細をメールにてご案内します。

ご参加、おまちしております!!!


【お問い合わせ】
一般社団法人いわて圏(担当:佐藤・庄司・石川)
E-mail:info@iwatearea.com

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