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昨日、今日、明日を教えるのは難しいんだよ

息子が寝る前になってぶどうを食べたいと言い出した。
「明日の朝ね、朝ごはんのデザートに食べよう!」と言ってその日は寝た。

次の朝、私がコーヒー豆をひいていると息子が起きてきた。
「ママ。今って明日の朝?」と聞く。
「今は今日の朝だよ。」というと、
ヤダーヤダーと泣き出すではないか。

え?そんなに泣く?どしたどした?
「いつ明日の朝になるのぉーー!ぶどうはいつ食べるのぉーー!」

なるほどね。なるほどなるほど。
確かにその理論でいくと、息子は永遠にぶどうは食べられない。永遠にブドウが食べられない涙ね。

「明日の朝、って今なの。だからブドウ食べれるよ。」
「明日の朝って今のことなの?」

そう、でもあるし、場合によったら違う時もあるな。

「昨日の夜から言えば明日の朝は今だけど、今から言えば明日の朝は明日の朝なんだよ。」

あーー、もうだめだ。息子の顔が理解不能を示してる。気持ちわかるけど。ごっちゃごちゃなんだよね。頭の中。

でもいつかわかるよ。大人になっても昨日今日明日がわからない人いないし。

息子がわかるようになるのが先か、
私がうまく説明できるようになるのが先か。

いやー、楽しいねぇ。

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