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偏食でもいい。何か食べてたらそれでいい。

ADHDやASDの子は偏食が多いと言われる

なにしろ、
息子しか育てたことがないので
息子が、偏食なのか食が細いのか正直わからないが

えっ?セイタの夕ご飯ってレタス一枚なの?

ってくらい食が細い日もある。

「ごはんも食べてね」→一口食べる
「お肉も一口食べよう!」→食べない
「お味噌汁の汁だけ飲んで」→汁だけ一口、ゴクンと飲む
「とりあえず口に入れてみて」→口に入れて出す

と毎回こんな感じ。
ほんとに毎食。

ある時療育教室のママ友が言った。
「うち、お肉が好きで
お肉しか食べないんですよー」

えぇっっ!
それは驚きだ。
お肉を美味しいと言って食べるんだ!
積極的に何かを食べるってうちでは見ない光景だ。

ママ友はお肉しか食べないことについて
悩んでいる風だが

私からすれば
食に対して積極性があること自体羨ましい。

積極性があるといったら
食事の後のデザートくらいだ。

「ママ、今日のデザート、スイカがいい!」
「デザートってごはん食べた人しか食べれないんだよ」
「ぼく、食べたよ」
「お味噌汁の汁だけは食べたって言わないんだよ。
あと、ごはん3口とお味噌汁の具を一口食べたらいいよ」

毎回毎回ホントにこの繰返し
もーーー何も言いたくない。疲れたし。
ご飯の作り甲斐全くなし。

こんなにイヤイヤご飯を食べて
本当に体にいいのだろうかとさえ思えてくる。
そんな毒を食べてるみたいな顔で
食べないでくれますか?

ADHD/ASD食育勉強会での衝撃の言葉

そんなある日、
お肉しか食べない子のママ友が

ADHD/ASDの食育勉強会に行った話をしてくれた。資料付きで。

「何でもいいからなにか食べてればオッケーってことでいいんだって。
偏食があると親が口うるさくなっちゃって
子供が食事自体をキライになってしまうから。」

なんだ、その画期的な考え方は。
素晴らしいではないか。

「親もあれこれ言わなきゃってなると
食事の時間が苦痛になってくるでしょ。
とにかく何か食べていれば死なないからって。

今は食事の時間って楽しいなと思える時間にする!ってわり切ったら
楽になったよ。」

とそのママ友は笑って教えてくれた。

私も楽になったわー。


息子は〇〇しか食べない的なことはない。

野菜→人参、玉ねぎ、大根、ブロッコリー、キュウリ好き
野菜→上記以外はキライ
肉→キライ
魚→キライ
魚介→キライ
乳製品→ヨーグルト以外キライ
ウインナーとハム→好き
豆腐→好き
納豆→好き
ふりかけ、のり→好き
ごはん→好き
麺→好き

こうやって書いてみると
結構好きなものはあるではないか。
食べる量が少ないだけ。

ガリガリってわけでもない。
ふつうと痩せているの間くらいだ。
餓死とはほど遠い。

なにか食べてりゃいい。
もう口うるさく言わなくていい。

食事の時間が楽しい→食事の時間が好きだ

今はそれでいい。


私も子供の頃はそうだったではないか。
別に好き嫌いが激しかったわけでもないけど
給食の時間が苦痛で苦痛でしかたがなかった。

食事の時間のタイミングと
お腹が空いた、のタイミングが合えば食べるが

そうではなかったら食べれないんだよ。

思春期になれば
「歯止めが聞かなくなってる人がいる」
と弟に言われるくらい
食べる。(私の話)

食べなくても
食事はきちんと用意する

ティ先生(You Tube)がいいことを言っていた。

「偏食の子供は食べ物に慣れていないので
食べなくても慣れさせる意味で
食べられないものも
諦めず出し続けてくださいね♡」

これは作ったがわからしたら
結構残念なものがあるが
怒って食事をするよりよっぽどいい。

今日もお味噌汁作るよ。

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