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Q:「息子はいつまで女湯に入れるのか?」のベストアンサー

「うちの息子、6歳なんですけど女湯にはいってもいいですか?」
温泉へつくと早速聞いた。

息子は、というと
入り口に設けられた自動検温のモニターに写っている自分に向かってピースサインをしている。

受付のミセスは気さくに
「うんうん、大丈夫だよ。」と言ってくれた。

あー、よかった。今回はセーフだ。


しかし「息子はいつまで女湯に入れるのか」問題を曖昧にさせたままゆっくりお風呂に浸かることはできない。

受付のミセスにもう一度聞いた。
「いつまで女湯に入れるんですかね?」


息子はモニターに写っている自分に夢中だ。
ポーズ決めちゃってるし。

ミセスは息子を見て答えを言い放った。

「うちはいつまででもいいよ。
そのうち息子くんのほうから、『もう女湯な入りたくない』って言ってくるよ。その時までかなー。」

息子のほうから言ってくる?
入りたくないと?

考えてなかったわ。
そうだわな。

そりゃ、そうだわ。 
あたりまえじゃん。

いつまでも「ママー、ママと一緒がいいー!」
と言っているわけがない。それはわかってんの。

でも、それがもうすぐ終わっちゃうなのか。

あっという間すぎないか?
「ママだいすき〜!ママと一緒がいい〜」のご褒美タイムはもうすぐ終了なのか。

昨日は台風が去った直後で、露天風呂日和。
すぐ近くに雲があっていつもと違った風景だった。

このご褒美タイムが終るのはちょっとさみしい気もするが、その次に来るであろうご褒美タイムも予想外の素敵な日々に違いない。それはわかる。
次のご褒美タイムは何が待ってんだろ。

そしていまのご褒美タイムを味わいつくそう。

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