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ASD/ADHDの時短 家庭学習の一部

ASD/ADHDのこどもは学習機会が少ない

息子くんはASD(自閉症スペクトラム)と
ADHD(注意欠如・多動症)の両方の技を持つツワモノだ。

息子は
周りの子に比べると言葉、学習面での発達が
明らかに遅い。
※ちなみに学習障害(LD)は併発していない

息子の保育園は縦割りクラス
(年少年中年長が混在している)なので
言葉や学習力がある年長さん(同じ年)
とは遊ばず年少年中さんと遊んでいる。

うちの息子はASD/ADHD関係なく
もともとゆっくりめなのかもしれないが
関係あるところも大いにある。

集中力が
今一番刺激的なものへ
次々に移ってしまうのだ。

『やればできる』

でもそこまで到達できない。

**私の考え学習は就学してからでいい**

私は自身の考えとして
年少 年中は身体を動かすことが中心で
家庭学習は全くやってこなかった。
学習というと

絵本の読み聞かせ
迷路
塗り絵 
パズル
学習というか遊びだよね。

私は今までは学習面での遅れは
「学校に行ってから習うからそれからでいいやー」
くらいに思っていた。

理由は、
お勉強のさせかたがわからなかったというのもある。

息子が字や数字に興味を持ち始めた

ところが
そんな私の考えに
息子が待ったをかけた。

自らひらがなや数字を読みたい
欲求が出てきたのだ

絵本を開いて
一生懸命字を読んでいる。

それと同時に
息子が保育園でのケンカが増えてきたのだ。
別に年少年中の頃もケンカはしていた。

自分の言いたいことをどうやって言っていいかわからず、
思わず手が出てしまう。
周りのお友達が
学習面での成長が進むにつれ
その行動が増えていった。

本題:我が家の時短勉強法

先ほど書いたように
勉強の教え方がわからない私。

ドリル的なものを買ってきて
一緒にやる、くらいしかできない。

もどかしさを感じていたところ、
今、週2で通っている
療育を紹介された。

その療育では
カードを早いスピードがパッパッと見せていく

息子に対して
カードの内容についての説明はない。

右脳開発を目的とした療育なのだ。

足し算
引き算
掛け算
時計
四字熟語
英語
俳句
ドッツ(点で数を表したもの)

などなど種類は様々。

それをリズムに合わせて見せる。
一科目30秒くらいかな。

そのスピードとリズムが息子に合うらしく
ジッと見ている。
見ていない時もあるけど
その時も同じように進んでいく。

これなら私にもできるなぁ。

そして
家でも実践開始。

カードは公文式でいろんなのが出ていた。

注意点は
沢山やらないこと
私の性格上
やりすぎてしまうところがある。
掛け算も1の段から3の段くらいまで
ぶっ通しでやってしまう。

そこをグッとこらえて
1の段だけで終わりにしておく。

息子が大好きなのは
四字熟語。

四文字のリズム
スピードが面白いと感じるみたい。

公文式のカードは
絵も使っていて
息子はその絵を見るのも好きだ。
絵本感覚なのかなぁ。 
 
先日は
「老若男女、老若男女、創意工夫、創意工夫」
とYou Tubeを見ながら無意識で口走っていた息子。

足し算九九などは
曲に合わせて覚えている。
療育教室でもらったCDに合わせてカードを見せたり
たまに車の中でかけてかけたりしている。

意外だったのは英語。
息子は英語の発音がメチャ良い。
英語の音が好きで、
ネイティブが話す音を
そのまま真似している。

学習の目的

学習の目的は家庭によって様々だと思う。
お勉強を好きになってほしい
お勉強ができる子になってほしい
お勉強する癖をつけたい
色々あっていい。

うちの場合は
コミュニケーションにストレスを感じている息子に
言葉の使い方や
自分の感情の表現の仕方や
こんなときどうする
みたいなことを
自分なりにストックしていってほしい、
が目下の目的だ。

そのことを療育教室の先生ともシェアして
今まで個人授業中心だったのを
少集団授業の回数を増やしてもらうことにした。

そして、現在は
療育教室でみっちりやってくれているので
家での学習はほんのちょっとにしてる。

家の時間は息子にとって(私にとっても)
自分の好きなことができる休憩時間に当てている。

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