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言葉が出る前に育てたい力

おはようございます。いわたコトバのそうだん室の岩田です。
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では今日は「言葉が出る前。育てたい力」です。

周りを知る力が弱い

言葉や発達に遅れのある子供は、自分から周りの人や物に働きかける力が弱かったり、周りからの働きかけに応じる力が弱かったりします。

そういう子供が言葉を学んでいく前提として、「出来事の意味が分かる」ということがあります。

出来事の意味が分かる

例えば、「ママが近づくと何かが起こる」「声が聞こえるたら何かが始まる」
「ママが近づくとなにかが起こる」という流れを知った子供は、ママが近づいてきた時に次に起こる出来事を期待します。
また、「ストローを吸うと飲み物が出てくる」という流れを理解する子供は「口をすぼめて待つ」ということをするようになります。

つまり出来事の流れを知る(ママ→嬉しい)ことは、次の出来事を期待することにつながります。

声を出すことを覚えてくる

そうして出来事の流れを覚えてくると「泣く→人が来る」という出来事から「声を出す→人がくる」ということを覚えてきます。

これが分かると人を呼ぶために声を出したりして要求を伝えるようになります。

声を出してなにかを伝えるというのは言葉で伝える土台となる力になります。

出来事の流れを知ってもらうには

ルーティン…ルーティンはいつも同じ流れで同じことが起きるように意識します。
例えば「いないいないばあ」のようなもので、「いないいないで顔を隠して→ばあ!で顔が出てくる」みたいなものや
もう少し大きいと出かける時にはいつも「行ってきます」ご飯の後には「ごちそうさま」のようなものです。
いつも変わらない流れをしてあげることによって子供は見通しがつきやすくなります。

手がかりをたくさん使う

例えば「行ってきます」のときに言葉だけで表現するのではなく、決まった音を流してあげるとか鞄をみせて合図するとかいろいろな手がかりがあると出来事の流れが理解しやすくなります。

とにかく繰り返す

出来事の流れを理解できるようになるには、同じ流れで同じ結果になったという経験をたくさん繰り返すことが必要になります。
定着ができるまで根気よく取り組んでみてください


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